某養成所にいた頃、同じクラスに困った人(男性)がいた。
中間発表の舞台を控えていた時期。
人数の関係でトリプルキャスト・・・今考えるとスゴイねw
本番が近づいてくると、どうしてもキャストが揃ってるチームの稽古が優先される。
彼のチームはいつも後回しだった。なぜなら彼が常にいないから。
全チームに出演する(うち1チームはメイン)上に、演出助手をやってた私は一度彼をとっつかまえて話をした。
彼はこう言った。
●個人主義者なので、自分が休むことの方がチームの稽古の進捗より優先。
●お金を払っている身なので、事務局に休みの連絡を入れる筋合いはない。
●むしろ事務局が一人一人に出欠を聞くべきだ。
養成所時代に何人かブン殴ってやろーかと思った輩はいた。彼ももちろんその一人。
結局彼は講師の先生の質問にこう答えて去っていった。
「台詞は自分の言葉じゃない。だから多少テンポが遅れるのは当たり前だと思います。」
その言い分は常にこうだ「だから自分は悪くない」「自分に非はない」「悪いのは~だ」。
ここのところ続く無差別殺傷事件や、6億円横領の母子のニュース等。
どうしても私は彼を思い出す。
そこに存在した、奇妙なまでの自己弁護の理論を。
中間発表の舞台を控えていた時期。
人数の関係でトリプルキャスト・・・今考えるとスゴイねw
本番が近づいてくると、どうしてもキャストが揃ってるチームの稽古が優先される。
彼のチームはいつも後回しだった。なぜなら彼が常にいないから。
全チームに出演する(うち1チームはメイン)上に、演出助手をやってた私は一度彼をとっつかまえて話をした。
彼はこう言った。
●個人主義者なので、自分が休むことの方がチームの稽古の進捗より優先。
●お金を払っている身なので、事務局に休みの連絡を入れる筋合いはない。
●むしろ事務局が一人一人に出欠を聞くべきだ。
養成所時代に何人かブン殴ってやろーかと思った輩はいた。彼ももちろんその一人。
結局彼は講師の先生の質問にこう答えて去っていった。
「台詞は自分の言葉じゃない。だから多少テンポが遅れるのは当たり前だと思います。」
その言い分は常にこうだ「だから自分は悪くない」「自分に非はない」「悪いのは~だ」。
ここのところ続く無差別殺傷事件や、6億円横領の母子のニュース等。
どうしても私は彼を思い出す。
そこに存在した、奇妙なまでの自己弁護の理論を。