佐野美さんを辞した後、従来通りなら熱海方面へ向かっての帰途に着く。
今回は逆サイド、静岡方面の東海道本線に乗り込んだ。
コロナ禍初期、続々と公開中止になる展覧会のトラウマで、私は開幕早々に必ず足を運ぶ癖がついている。
しかし今回の遠征は11/24(金)。佐野美さんの展示日程だと後半。
全てはこの遠征で、併せてこの展示を見るため!
『 京の新刀 特別展(後期) 国広と堀川派の弟子たち 』
入口で入館料をお支払い。向かって右が刀剣、左が美人画。
刀剣コーナーは写真撮影可及びSNS拡散推奨。いざ!
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こちらは館長さんのご自宅の一部を開放してくださってる私設の博物館。
つまりここにあるお刀は全て「個人蔵」。
展示されているものでざっと30振以上…!
個人蔵のお刀を拝見したことはあれど、これほどの数が並ぶ場に身を置いた経験は初めて。一瞬固まる。
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そして物凄い蔵書数!
中には私が探し求めてるものもある…!
館長さんともお会いできて、貴重なお話をお伺いできました。
コーヒーまで入れていただきました、美味しかったですありがとうございました。
帰宅してダンナさんに話したところ、ものすごく驚かれました。
というのも私、単独遠征の際には基本何も口にしないからです。胃腸弱すぎで。
途中、展示されていないお刀を直に鑑賞させていただくという嬉しいサプライズも。
マナー講座受講や鑑賞会に参加させていただいててホント良かった…(しみじみ)。
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脇指 無銘(文殊重國)のはばき上に刻まれているのは、海外で刻印されたものだそう。
この刻印が正確には何を意味するのか(先頭の2011は西暦かなとは思うけど)はわかりかねるけど、
以前赤羽刀の特集展示を見たときよりは気持ち的には穏やかかなと。
それでも「何してくれとんじゃ」とは思う。
あまりに楽しすぎて嬉しすぎて、当初予定してた時間はとうにオーバー。
それでも足りないと思うほどの充実さでした。
これで入館料500円ですよ500円…い、いいんですか…??
再訪必至の場所がまた増えました。
また是非お伺いさせていただきます!