久し振りに
静嘉堂文庫美術館へ行ってきました。
前回初めて行ったのが
2017年の2月だから、2年以上ぶり。
あの日は小雪がちらついてましたっけ・・・。
『
日本刀の華 備前刀 』
長船光忠太刀(宮内庁三の丸尚蔵館所蔵) 銘 備前長舩光忠 が出てますよー!
光忠の作はその殆どが「光忠」の二字銘切なのですが、これは「居住地」まで切ってある唯一の資料なのだそう。
それにしても備前刀は、とても綺麗です。
研ぎ減りで若干華奢に見えるのもそれに拍車をかけているというか。
なのに全体の印象が「優美」とは違うんですよね。やはり豪壮。華やか。
年配の方も多くいらしてました。
個人的に目を奪われたのは「附 藤丸写合口拵」。ものすごくきれい。
鑑賞のポイントをわかりやすく図解したものが各展示に付随しているので、それを見ながら進めるのも良いです。
刀装具の展示も充実。
単眼鏡をお持ちの方は絶対持ってくことをお奨めします。
館内は全て
撮影不可です。
図録が販売されているのでそちらを購入しましょう。
で、ですね。
今回、こちらに収蔵されてる「国宝 曜変天目(稲葉天目)」も併せて公開されてます。
初めて実物を観ました。圧倒的です。鳥肌立ちました。
世界に3点のみ現存する「曜変天目」は、現在同時期に一挙公開(MIHO MUSEUM(大徳寺龍光院所蔵)・奈良国立博物館(藤田美術館所蔵))となっているそうで。
それを記念したクリアファイルも衝動買いしてきました。
他の2つの曜変天目、いつか絶対観に行く!
会期中にあと2回行くつもりです。次は音声ガイドをレンタルする予定。