阿佐ヶ谷に2つ目のミニシアターができてたの知らなかった。
ユジク阿佐ヶ谷。
ここで1988年に公開された作品が上映されているという。
もっともこれは公開から30年を迎えてのデジタルリマスター版リバイバル。
『
1999年の夏休み 』
この映画を強く望んだのはダンナさん。私は便乗。
なので作品のそのもののデータ自体が朧。
夏休みを迎えたギムナジウム。殆どの生徒が自宅へ戻った後取り残された3人の少年。
そこへ新学期から転入予定だという1人の少年が現れる。
薫、と名乗った彼は、湖に身を投げて死んだはずの少年・悠に瓜二つだった。
この4人の少年を全て「少女」が演じ、更にその声を「声優」が演じている。
金子修介監督曰く「萩尾望都先生の『トーマの心臓』が原案」であるとのこと。
あの独特の世界観の元はこれかと納得。
どっか浮世離れして、ふわふわした御伽噺然とした雰囲気もあるのに、奇妙に感覚に引っかかる。
昔なら「ベルベット」と私は表現したはず。
今は引っかかりの違和感具合から「マイクロファイバー」か?
「怪作」であり、「奇作」であると私は思う。好き嫌いもすごく分かれるはず。
上映終了後、しばらくの間この作品のことしか考えられなくなるし喋れなくなる。脳内占有率がおかしい。
基本おひとりさまの私が、ダンナさんと一緒に映画を観に行ったことに感謝したほどには。
ともあれ則夫役の水原里絵(
深津絵里)さんの存在感は、この時点で既に突出。
金子監督のサイン。
【 追記 】
重ねて記載するが、この作品の舞台は「1999年」であり、公開されたのは1988年である。
徹頭徹尾不思議で、奇妙で、静かで。だからこそ余韻までなお引きずる。そこがその「空気」でもある。
なのに。
エンドロールでスマホを床に落とすな――!!
空気感台無しです。またこの「ゴットン」って音がすっごくよく響く床材でした。
ちなみに上映開始直後にも別の人がスマホ落としてたし、途中でバイブレーションが響いてました。
なんでバッグに入れてないかな。
そしてもうホントいい加減にスマホの電源切りましょうよ。
それが嫌ならサイレントにしてバイブレーション切るとかさぁ・・・。