1年ぶり、渋谷は
セルリアンタワー能楽堂にお邪魔。
『 錦秋に集う~一門会~ 』
私が初舞台の時に一緒だった人が、日本舞踊のお家元の内弟子。
そのご縁で日舞のブロック公演の影アナを務めさせていただいてる。
舞を観るのも楽しみだけれども、伝統芸能ならではの言葉や読み方があったりするので、
当然そのリサーチも兼ねて。
私は基本、他の人を見てあまり触発されるタイプではない。
むしろ己の体たらくが情けなくて凹むのだけれども。
彼女は、「私もがんばらねば」と思わせてくれる、本当に数少ない1人。
佳きものは佳いと、そうやって受け継がれていくのだ。感謝と尊敬を込めて。
追記
おむつもとれてないヨチヨチ歩きの子供を連れて日舞の公演を観に来てる人を、初めて見た。
問題なのは、これがファミリーコンサート等ではなく『日舞の公演』だってことだ。
静かにしてなきゃならない理由も、ジッとしてなきゃダメな理由も、あの年の子には理解れと言ったって難しい。
離れた場所にお母さんと行けば、演目の最中に元いた場所に残るお父さんを呼んで大声をあげる。
上演中も客席内を歩き回って騒ぐ。
これを押さえることができないのなら、連れてきちゃいけないと思うのは私だけだろうか。
・・・大変なのは重々わかるけれど、場のTPOやマナーというものは確実に存る。
一般的と思われる常識や良識に乗っ取って、きっと今までは大丈夫だったのだろうけれども。
「未就学児のご入場は~」って、明文化しないとダメなものなのかしら。