役者・岡田准一のファンである。
でもこの人、私の中ではあくまで「時代劇」が強いんですよ。「SP」も良かったんですけどね。
『
関ヶ原 』
日本史が大好きで、暇さえあれば図書室に入り浸って読書三昧だった学生時代に感謝。
「あーなるほどこういう配置かー」とか、時系列や人間関係等、予備知識があるとより一層面白いです。
時代考証もしっかりしてる(と思う)し。
ただ、あくまで歴史は【勝者の視点のみ】で語り継がれるものだと私は思っているので、
正直なところ「アレ」が真実であるかどうかは誰も断言できないんじゃないかと思っています。
殊「歴史小説」に関しては、そこに作者の視点が加わるので尚のこと。
歴史的資料から史実と推測されていることとは違った描かれ方をされている部分ももちろんあるので、
その辺ウィキとかで辿ってみるのもまた一興かと。
それにしたって人物配置と人間関係が肝。しかも大人数!
公式でちょっとだけ予習するのも手だと思います。
合戦の勝敗の決め手となった「小早川秀秋」を演じた東出昌大さん。
あの役美味しすぎです(笑)。
上映時間は正味2時間半。
時間としては十分長いのですが、完全に物語の映像化として消費するには短かったのやも知れません。
・・・あの戦中心の世界で女性を絡めていくのは、うん、やっぱり難しいですね・・・。
【 余談 】
「備前長船」「長政さま」でテンション上がったのは言うまでもありません。