当初の予定では3/14~12/6と、かなり長い会期となっていた展示。
それがこのコロナ禍で休館を余儀なくされたため、6/15からの開催となってます。
会期延長を検討中(2021年2月くらいまでとの情報あり)とのこと。
今回は入館してすぐの有料展示の券売をスルーして、左奥へ直進。
特別展のみのチケットカウンターが設けられています。500円。
なんと!
撮影禁止マークのついた2振以外は全て撮影可(フラッシュは不可)。
なにせ場所が場所なので、最初のブロックに展示されている刀は刃毀れがあったりして戦闘の痕跡が随所に見られます。
そう。ここに在るのは所蔵品であると同時に「遺品」なのです。
心の中でご挨拶をしながら、写真を撮らせていただきました。
なので、このブロックの写真を載せるのは止めておきます。
さて。進んで次のブロック。
ここには従来「有料展示ゾーン」に展示されている刀剣がずらり。
有料展示ゾーンでは写真撮影は不可ですし、ノート等への書き込みも禁止されているのですが。
今展示では撮影可!
ティザーとなっている「包丁正宗」も撮れます。
新々刀の祖・水心子正秀の刀と、四谷正宗の異名をとった名工・源清麿の脇差(展示の説明書きに準ず)が並んで展示されてます。
個人的に飛び上がるくらい驚いたのは、お正月に見たときに名前を覚えきることができなかった刀が下りて来てくれていたこと。
齧りついて観てきました(ほぼ貸切)「刀 眠龍子壽實」。
特徴的なのはその刃文。富士と名月。
使用歴4年越えの我がスマホ、がんばってくれました。
他にも乃木大将遺愛の一振「刀 金象嵌青江」や、「刀 肥前國忠吉」も。
場所が場所だけにコンパクトではありましたが、非常に見応えのある展示となっています。
しかも空いてました(6/23正午~)。
ただ、博物館ではありませんので、可能な限りの注意を払って鑑賞させていただきました。
感謝と鎮魂の念を片時も忘れないよう心がけました。
鑑賞させていただいてありがとうございました。
展示替えも予定されているそうなので、またお伺いしたいと思います。