ゆ ず 茶 庵 Blog

バンドウユミ  Private Blog
  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

6年目の朝に

2013-04-28 07:07:50 | ばる の コト ~愛猫徒然~
この日は、どうしても落ち着きません。
刻が近づくと目が覚めます。

私の ばる が、虹の橋へ行ってしまった時間。


やるべきこと、できることは全て手を尽くした。
わかってはいるけれど、それでも。
「もっと何かできたんじゃないか」「こうすれば良かったんじゃないか」
まだ考えます。

そしてあの子が今ここにいないことが、まだ切なくてたまらないのです。

時計の針の進むスピードがこんなにも違う以上、ずっと・永遠に一緒、なんて、ないのに。
わかってるのに。


あの日と変わらず窓外の葉桜は見事で。つつじは鮮やかで。
この時期を選んで逝く生命の優しさを感じながら。それでも。

5回目の朝

2012-04-28 08:40:40 | ばる の コト ~愛猫徒然~
あの時間が近づくと、断ち切られるように目が覚める。
消えない悲しみと共に。

それでも少しずつ、少しずつ「過去」になっていく。
時薬(ときぐすり)の存在を実感せずにはいられない。

5回目の ばる の命日。



きっとペットを平気で捨てられる人の目には、私は奇異に映るんだろう。

春季彼岸会法要によせて

2011-03-22 08:40:12 | ばる の コト ~愛猫徒然~
昨日3/21、動物霊園の「春季彼岸会法要」に参列した。
ばるのお骨を納めてあるところだ。

3/11の地震の時、私はバイト先で。
状況的に夕方以降の営業どころではなくなっての早じまい。
電車を使わずに店に通ってる私は、特に何の支障もなく帰宅した。
東京23区内の我が家は、さほど大きな被害はなかったが、それでも色んなモノが落ち・倒れ。
その中に、ばるの位牌があった。
「霊園、大丈夫かな」
それを聞いていた相方さんが、次の日の朝、霊園に行ってくれた。

1~2階は何ともなかったそうだ。
でも、ばるの霊座のある3階は。
色んなモノが落ちて、足の踏み場もなかったそうだ。
ただ、ばるの霊座だけで言えば、落ちたのは写真と水入れのみ。
とりあえずその2つと、万が一落ちたら危ないプリザーブドフラワーを、相方さんはその日うちに持ち帰ってくれた。

昨日、法要の1時間前に霊園に行き、霊座にその3つを戻すと同時に確認。
霊座の奥の方に納めた遺骨・首輪等々。
それらをどうやら守ってくれていたのは、ばるが子猫の頃から大好きだった けろけろけろっぴ のぬいぐるみだった。

それはゲームセンターのUFOキャッチャーで取ってきたモノで、シャカシャカした布製の、軽いモノ。
噛み心地と蹴り心地が良かったようで、ばるはよくソイツを抱きかかえてた。
そのぬいぐるみがクッションになって、霊座の奥半分に納めてある品を全て守っていてくれていたみたい。


地震の影響、それからあいにくの雨のせいもあって、祝日だというのに出席者は私を含め4人。
・・・無理からぬ話だけれども。
それでも、私は今後も、可能な限り参加しようと思ってる。
それが私にとっての「日常」の一部だし。
何より、今は虹の橋にいるあの子に、「ありがとう」と「あいしてる」を伝えるために。

霊座更新

2009-05-30 10:59:20 | ばる の コト ~愛猫徒然~
月末の収入を待って、ばるの霊座(年間)利用料を払い込みに行く。
28日の月命日はバイトで抜けられなかったから、そのお参りもかねて西荻へ。

動物には「ごめんね」の気持ちは、あまり通じないのだとか。
そんなことをどっかで最近読んだ。
一番通じるのは【愛してる】【大好き】。そしてその真逆。

全力を尽くしてなおまだどこかに残る後悔を、私はどうしても「ごめんね」と表してしまう。
でもこれも伝わらなかったら、こんなに切ないことはないね。

愛してるよ。今までも、これからも。

平成二十一年度春季彼岸法要会

2009-03-20 00:57:30 | ばる の コト ~愛猫徒然~
二回目の春のお彼岸。合間を見つけて相方さんと法要会へ赴いた。
去年の今頃は、もう桜が咲き始めてたっけ。
今年はもう上着がいらないくらいの陽気。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったモノ。

ご住職のお話でもあったんだけど、本来まとまったお休みというのは「お墓参り」の機会を意味するのが主なのだそう。
でも現在は日頃がんばってる自分に【ご褒美】が先になっちゃってる傾向。
確かに。

私はただひたすらに、今もなお愛おしいイノチが安らかであることを願う。

ばる。
春が来る。あの日がまた近づく。