FBで知った
アートアジェンダ にて応募したら当選しました。びっくり。
『
生誕120年 東郷青児展 -抒情と美の秘密- 』
何となく、だけど、化粧品のCMの印象。
前衛的で幾何学的な「未来派風」の初期作品群から、日本の戦時~終戦~主権回復を経て削ぎ落とされ無表情になる いわゆる「青児美人」へ。
そのスタートが「音楽」への傾倒だというのもとても興味深く。
特徴的な裸婦像につけらえたタイトルは、例えば「バレリーナ」はそのつま先にトゥシューズ。
一目でわかるそれは、まるでアイコンのようだったりする。
大浴場のタイルだったり、デパートの外壁だったり。
かつての日本のアートは、一種恐ろしいほどに俗っぽく、そして大衆的。
そのくせ星座や神話に描かれた女神は、とてつもなく透明だったりする。
性別・年代・国籍を超える蓮。
それが「東郷青児」の遺したアートなのだと思う。
入館してすぐのところに設置されたフォトスポット。
ヴァイオレットの隣に入って記念撮影できるようになってます。
私はこういう場合「三次元」は不要派なので、もちろん一緒には写りませぬ。
ここ以外は
撮影禁止ですので、念のため。
そしてここには、
ゴッホの「ひまわり」が常設展示されています。
やはり圧倒的だったりします。引きずられる。