通り道にある自販機。リサイクルボックスが2つ。
そこに自宅のゴミを捨てていく輩がいる。
ゴミ袋の口も縛らないので当然散らばる。
内容物から見ておそらく若い男性。
散らばるゴミは当然他のゴミを呼ぶ。
注意喚起の看板が貼られた。
「動画撮影中」、「ゴミ放置禁止」、しかし止むことはない。
そしてとうとうリサイクルボックスが撤去された。
ゴミの収集日を把握してその朝に出すのが面倒だったりできなかったりで、
あそこなら、と思ったのではなかろうか。
自分のタイミングでゴミを出せるし、ペットボトルの収集時に持って行ってくれる、と。
しかしながらあれは「ゴミ箱」ではなく「リサイクルボックス」だ。
捨てる気満々で持ってきたゴミを、リサイクルボックスがなくなったからと言って自宅に持ち帰ることはしないだろう。
もちろんあっという間に荒れ放題になる。
困るのは近隣の人たち。
ただね、そこ駐車場なんだわ。
ゴミを不法投棄されて駐車場としての価値を下げられたら、今後どう動くか普通わかる。
愚者は己の首を絞める。そうとは知らずに、笑いながら。