今日は仕事納めの土曜日でしたが、最低気温がマイナス10℃、最高気温がマイナス5℃の大寒波に見舞われた北斗市です。仕事納めは恒例の大掃除で事務所や作業場、IAキット工作所、研究開発室や総務、推進事業部の事務所とかなりの作業量となりました。
とにかく猛吹雪で「寒い、寒い」と言っているうちに、肩に力が入り、体は縮こまります。
身動きとれずにいると、ますます寒さを感じます。寒い部屋で暖房を入れますと、室温と同じく、床や壁、天井の温度も低温になっており、エアコン暖房では、暖かい軽い空気が頭の上だけを暖める事になります。寒くて動きの悪い人のいる床付近には、重くて冷たい空気が停滞してしまいますので、床材が温まるまで快適な暖房温度になりません。
質の高い快適暖房は床下断熱材の効果が発揮される時です。当然、壁や天井の断熱材と隙間から暖めて軽くなった空気を逃がさない、気密性能が求められます。このような性能を持っている家は暖房機を停止いたしません。
寒い部屋の場合は、暖房機から出る温風が何とも不快なものです。しかし、室温が上がり、しだいに床材、壁材、天井材の温度が上昇して来ると温風の不快感が少なくなります。
温風と室温、床、壁、天井材の温度が一緒になれば完全輻射暖房と言う、最もクオリティーの高い暖房空間となるのです。
寒い時は室内で鍋料理が最適です。アツアツをハフハフ言いながら食べていると身体も温まりますが、それ以上に室内の湿度が高くなります。
食卓の真ん中に鍋を置いて、ぐつぐつと煮込み、出来上がって蓋を開けた時に、立ち上る湯気で、身体も室温も暑くなって、「暖房、止めない?」なんて事になるでしょう。
窓に薄っすらと結露が起きているくらいが最も快適な温湿度となっている事でしょう。湿気の持つ熱を潜った熱と言う意味で「潜熱」と言いますが、気温に相当する熱を抱えております。熱い鍋で身体の内側から温め、湿度も高くなると、人の身体から蒸発する熱(気化熱と言って人の身体から蒸発する事で体温を奪う)が極端に少なくなり暑さを覚えます。
ファースの家は、冬季間は暖房を切りませんが、一般の家でも、ちょっとしたお出掛けなら暖房を切らずに、床壁天井の温度を下げない方が、むしろ省エネになるかも知れません。また鍋料理でなくとも浴室のドアを開放するなど、湿度を高める工夫も賢明です。
写真は仕事納めを終えて帰宅するスタッフの車ですが、吹雪に飲み込まれそうです。
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函館市・北斗市周辺の方々は
とにかく猛吹雪で「寒い、寒い」と言っているうちに、肩に力が入り、体は縮こまります。
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質の高い快適暖房は床下断熱材の効果が発揮される時です。当然、壁や天井の断熱材と隙間から暖めて軽くなった空気を逃がさない、気密性能が求められます。このような性能を持っている家は暖房機を停止いたしません。
寒い部屋の場合は、暖房機から出る温風が何とも不快なものです。しかし、室温が上がり、しだいに床材、壁材、天井材の温度が上昇して来ると温風の不快感が少なくなります。
温風と室温、床、壁、天井材の温度が一緒になれば完全輻射暖房と言う、最もクオリティーの高い暖房空間となるのです。
寒い時は室内で鍋料理が最適です。アツアツをハフハフ言いながら食べていると身体も温まりますが、それ以上に室内の湿度が高くなります。
食卓の真ん中に鍋を置いて、ぐつぐつと煮込み、出来上がって蓋を開けた時に、立ち上る湯気で、身体も室温も暑くなって、「暖房、止めない?」なんて事になるでしょう。
窓に薄っすらと結露が起きているくらいが最も快適な温湿度となっている事でしょう。湿気の持つ熱を潜った熱と言う意味で「潜熱」と言いますが、気温に相当する熱を抱えております。熱い鍋で身体の内側から温め、湿度も高くなると、人の身体から蒸発する熱(気化熱と言って人の身体から蒸発する事で体温を奪う)が極端に少なくなり暑さを覚えます。
ファースの家は、冬季間は暖房を切りませんが、一般の家でも、ちょっとしたお出掛けなら暖房を切らずに、床壁天井の温度を下げない方が、むしろ省エネになるかも知れません。また鍋料理でなくとも浴室のドアを開放するなど、湿度を高める工夫も賢明です。
写真は仕事納めを終えて帰宅するスタッフの車ですが、吹雪に飲み込まれそうです。
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