豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

シリカゲルと云う魔法の砂…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2013-03-12 22:37:15 | ファース本部
色々な乾燥材が存在する中でもっとも信頼されているのがシリカゲルだと云います。
シリカゲルは、二酸化ケイ素と云う、地球をつくっている土や石が原料です。
この原料で窓ガラスやコップなどのガラスをつくる過程で処方を換えて生成します。

高級な海苔やお菓子などの乾燥材として用いられることで知られています。
また美術館などに保管しておく美術品を、多湿や乾き過ぎから守るためにも使用されています。
私達のファースの家は、天井裏の空気を床下に強制送風させて、外皮の断熱層の内側通気層を上昇させて家中の空気を循環させています。

その空気循環の過程で必ず床下を水平移動する際、このシリカゲルに空気は触れます。
ファースの家は、床下に専用処方したシリカゲル平均200kgていどを敷き詰めています。空気がこのシリカゲルに触れると湿気を吸着し、屋内が乾燥した時にこれを放出せさます。
このようにして家全体の湿度を吸う、吐くなどの作用を繰返して調湿効果を発揮します。

この空気がシリカゲルに触れる際には、空気中の有機ガス(酢酸ガス、アンモニア、ホルムアルデヒドなど)をも吸着します。
つまり空気洗浄する効能がとても有効に働きます。
更には、シリカゲルの表面に突き出た「水酸基」と云われる棘が白アリなどの害虫が触れるとその身体に突き刺さり、殻が壊れて生息できなくする効果もあります。

またビールを濾す濾過材、歯磨き、化粧品など色々な分野に使用されております。
今日はそのシリカゲルを国内製造でトップ企業の富士シリシア化学㈱さまを訪問しました。
東京日本橋に東京支社があり、写真は懇談室で社長の柴田孝次さんと撮りました。

福島原発事故の際に原子炉から流れる地下汚染水を堰き止めた「水ガラス(シリカゲル生成途中の液体からガラス硬化)」は、このグループ会社が製造したものです。
私達はシリカゲルを魔法の砂と呼んでおります。さて、北海道から東京に来るとその気温差が…

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