豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

気忙しい創業者達…北斗市

2013-03-16 17:19:20 | ファース本部
私も含め創業経営者の多くは気短、せっかち、直ぐに結論を求めたがり、移動時も早足でせかせかし、落ち着きを逸した感じの方が多いのですが。
創業者は、何もないところから事業を興します。
ビジョンを描き、具現化させ、稼動するように操作し、利益を生むように仕組む。これは時間との闘いとも言えます。

狭い日本そんなに急いで何処へ行く……創業者の一日はあっと言う間に過ぎ去ります。
お金をつくる。仕事をつくる。人をつくる。事業を組み立てる。組織を構築する。
到底、自分ひとりでは回らなくなり、家族の協力を求め、人を雇い会社が形成されます。

弊社も含め、どんな会社でも起業は最初の一人から次第に組織化されて行くのでしょう。
この起業時の創業者たちは、経営危機など微塵たりとも考えることなどありません。
大きなビジョンに向かってひたすら突っ走っているようなものです。

経営学者に企業経営の実質実務などは出来ないのでしょう。
企業経営とは学問や知識の理屈ではなく、現況を見て先を目論むのですが、直感や雰囲気などで先を嗅ぎ分ける、何とも曖昧で危うい嗅覚が必要では。

地域の小さな企業(工務店も含む)経営者の殆どが、自分の個人資産を担保に入れて資金繰りなどを行っております。
自分の企業が破綻すれば個人資産まで没収されて無一文です。
創業者は自分の会社状況は肌で感じており、小難しい数値を解読できなくとも雰囲気と感触でほぼ掌握しているものです。
経営学と経営実務は次元が異なるのかも知れません。

日本の企業の90%はこのような気忙しい創業者達が経営する零細企業で占めております。
社会的スポットを浴びる事も無く、行政の恩恵も受ける事も無く、社会を底辺から支えているのが我々零細企業なのかも知れません。
今日もセカセカと動き回っています。
さて、今日も社内業務や告別式参列の合間に買物(写真)などセカセカと。

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