豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

苦労なしで掴める幸せなどはない・・・函館市~北斗市

2015-06-10 18:43:58 | ファース本部
一流企業に入社して僅か3ヶ月で辞めてしまう新人の多さがニュースとなっていました。
誰もが入りたいと思う一流企業に入社し、「石の上にも3年」と言いますが、3ヶ月です。
一流企業と言えば、一流大学を出た優等生達なのです。

この優等生は大学を出るまでは、多くの過程をすんなりと通り抜けて来た人が殆どです。
小学校、中学校、高校までは学校成績が良く、神童と呼ばれ自分の思う方向に周りが導いてくれたのでしょう。そして大学ではキャンパス生活を楽しんで一流企業に就職です。
就職先の企業でも周りが自分の思う方向に導いてくれると思っていたようです。

企業は学校と異なり、収益を上げて社会貢献しなければなりません。
そのための新入社員教育は、相当に厳しい内容のカリキュラムが組まれています。
そのような下積みのような経験などは想像もしていなかったのでしょう。
優等生ほどこのような厳しい教育試練には堪えられないようです。

僅か3ヶ月でこの企業を選んだのは失敗だったと思考してしまいます。
このネットコラムには「ガラスの優等生」と言う形容詞を用いていました。
優等生は周りの人々が大事に、大切に、丁寧に…その全てが裏目に出てしまいます。
勿論、この新人研修期間の数ケ月を乗り越えた優等生の新入社員も多くおります。
おそらく、そのような社員から将来性の幹部社員は育って行くのでしょう。

3ヶ月リタイヤの優等生は、その時点から優等生でなくなり、本当の試練が始まるのです。
優等生を優等生のままで扱った環境に責任がありそうです。
そもそも苦労せずして得る幸せなどは、中身が伴っておらず、近々に水泡と化す幸せです。
苦労なしで掴める真の幸福は、絶対にないのだと明言できそうです。

今日は調停研修会に参加してきました。
家庭裁判所の関係者で私以外は、その殆どが優等生の集団です。
彼らは相当の試練を勝ち抜いて現在の立場をキープしています。
色々な試練を乗り越えながら、コツコツと一歩ずつ幸せを掴もうすることが肝心です。
さて明日と明後日は、幸せづくりの調停業務を行うことになります。(写真は最高裁判所)

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