今日の北斗市は気温22℃前後、微風快晴で実に爽やかな時間が流れています。
本州では猛暑が続いており、エアコンを使用して暑さを凌いでおります。
寒い時は暖房機を用いて気温を上げ、夏は冷房機で気温を下げるのです。
この時、冷暖房機から熱を放出して私のカラダが寒くない、暑くないと感じる気温にします。
熱は高温部分から低温部分に移動いたしますが、それを熱伝導といいます。
空気を温めると膨張して軽くなり上方へ移動し、代わりに冷えた空気が下方に移動します。
暖房空間としては「頭暖足冷」の不快な暖房となってしまいます。
床暖房の評価が高いのは、床面から輻射熱を上昇させ室温を温め、「足暖頭冷」となるからです。
しかし一階二階の家全体を床暖房には膨大な工事費とランニングコストが掛かります。
また床暖房で冷房を行う事は出来ません。
輻射熱とは、物体の殆どの表面から電磁波熱(遠赤外線の熱線)を放射しております。
自然界は、この電磁波熱に包まれており、私達もその空間の中に存在しています。
その電磁波熱が今日のように22℃なら快適ですが本州のように33℃なら冷房が必要です。
暖房にしても冷房にしても、その熱が物体に吸収されると、その物体から再び熱に変わって放射される「熱伝搬現象」の事を「輻射熱」と言っております。
自然界で温熱環境は、地べたや建造物、樹木や大気からの熱伝搬現象の「輻射熱」に包まれているとも言えそうです。
私達は、家の断熱性能を上げることで冷暖房機から発した温熱、冷熱を構造部材に吸収させ、床面、壁面、天井面からの輻射熱だけ冷暖房を行う仕組みを構築しております。
それには、極めて優れた断熱施工が求められ、断熱施工には相応の費用が掛かります。
しかし逆に冷暖房の器材が安価で済むだけなく冷暖房のクオリティーが向上するだけでなく、ランニングコストを大幅に削減できます。
写真は九州の福岡県のファース工務店が建てた吹き抜けの大きなファースの家です。
全国各地に「ファースの家」が建築されておりますが、お近くのFAS加盟工務店が建築したファースの家をご体感ください。猛暑の中で輻射熱冷房を行っております。
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新