豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

太陽高度を巧みに操る窓ガラス…北斗市・ファース本部

2021-11-05 16:43:21 | Weblog
太陽高度を巧みに操る窓ガラス…北斗市・ファース本部
窓ガラスの多層性能に関する記述は、昨日のブログで書きました。
ガラスを複層にすることで、ガラスの内側に色々な細工が出来ます。
いわゆるLow-E機能ですが、金属粒子をコーティングすることで断熱性能を上げます。

単に断熱性能を向上させるだけでなく、その種類やコーティングの仕方で太陽熱を貫通させること、遮断することも可能となります。
夏場の太陽高度は高くなり、その角度を活用して遮熱つまり熱を入れずに涼しくします。
当然ながら冷房負荷のエネルギーも節減できます。

冬場は逆に対応高度が低くなるので、その角度から日射熱を導入することも出来ます。
この太陽高度と太陽熱の導入、遮蔽の実験は、ファース本部の実験ブースで何十回も繰り返いし試験を行いました。

ガラスメーカーは、色々な性能を持ったガラスの種類を持っていますが、使用する側からのオファーが極めて少ないそうです。
私達は、30年前からガラスのLow-E機能で冷暖房エネルギーの削減を図ってきました。

多層ガラスで冬場の断熱効率を上げることは、容易に理解して貰えます。
しかし、冷房エネルギーを削減する仕組みについては、ビルダー側の理解が薄いようです。
夏場のほんの短時間に集中する電力需要のピーク時に対応するため、電力会社は膨大な設備投資も必要となります。

ガラスに工夫を凝らすことで、夏場の電力需要をピークシフトすることが可能となります。画像は私達のファース工法の概念図を載せました。


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