高気密住宅の負圧を抑えるには…北斗市・本社
完璧な高気密住宅は、換気扇を稼働させると外開きのドアが開け難くなります。
家の中が、完全にバキューム的な真空に近い状況になっているからです。
換気口がついているとバキューム現象がなくなり、開け閉めがスムーズになります。
換気口とは、外部と内部を貫通させる装置です。
そのため暖房した暖かい熱も、冷房した涼しい熱も逃がしていることになります。
特に負圧(家屋内が真空に近い状態)によるドアの開け閉めを容易にするには、断熱性能の伴った換気設備が必要です。
外部と内部を貫通させ、それでも断熱効能を持たせるには、容易な事でありません。
ファース本部では、実験ハウスでそのように、容易でない仕組みの研究開発を行っています。
画像は、その実験ハウスの北側を撮ったものです。
本来は市販のベントキャップですが、実験をし易くするために手造りで賄っています。
負圧の掛かった時には作用し、掛からない時は断熱性能を発揮する換気口です。
手造りは、ハウジング事業部(フクチホーム)のスタッフが行ってくれます。
ここでは、シリカゲル活用の常に一定湿度で換気する特殊換気扇の実験もしています。
シリカゲル換気扇は、既に市販するための部署で準備に入りました。
現在は、この「負圧防止断熱換気口」の実験を実践しています。
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