勝ち続ける人は深みのある仕事をしていない人…北斗市

ある世界チャンピオンになったボクシング選手の言葉が印象的でした。
連戦連勝の時は怖いもの知らずで、自信過剰に陥っており、それは自分の最大のウィークポイントを見出せない状況であったと言います。

新人王の決定戦で連打を浴び、脳震とうで担架搬送されると言う無様な試合を経験し、彼はその無様な負け試合を経験しなければ世界チャンピオンには絶対になれなかったと言い切っておりました。その負け試合の後は練習試合でも恐怖感を覚えるようになり、防御と攻撃とのバランスを覚え、自分のボクシングを確立しその後、世界チャンピオンにまっしぐらの快進撃であったと言います。

「負けた事がないと言う人は実は何もやっていない人」だと彼の言葉が印象的です。
連勝中は、勝てる相手と試合をしたから勝てたのであって、勝てない相手と試合をしていれば完全に負けていたと、意味不明にも聞こえますが意義深さを感じます。
「石橋を叩いて渡る人」「石橋を叩いても渡らない人」の格言に共通しそうです。

負けて学ぶと言う事は、勝って学ぶ事より深く多くの学びがあると言う事を、私自身の経験からも言えます。行動を起こさなければ何も生まれませんが、行動すると失敗の確率の方が多いのです。成功者の話を聞けば嫌と言うほどの多くの失敗を経験しており、仕事で勝ち続ける人は、真に深みのある仕事をしていないと言う事なのでしょう。

その失敗から学んだ事を、現場力として発揮できてこそ成果となります。
本当に役に立つのは成功体験ではなく失敗を克服した経験こそが成果に繋がる本当に生きた勉強となるのでしょう。この厳しい時代を勝ち抜くには、負けても挫けない強かな信念が必要であると思われます。


写真はレンガ街と函館山を撮ったのですが雪が少なく本州のような寒さです。
今夜から関東も雪が降りそうだという事ですが風邪などをひかないように…
風邪をひいた経験はあまり自慢になりませんが、そう言う自分も少々風邪気味ですが…
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