新型コロナウイルスで私達企業経営者には、見通しのつかない不安感が募っています。
コロナで亡くなる人よりも経営不振や失職者の自殺者の方が多いと指摘する声もあります。
この事態に及んで「景気はどうか」などと聴くだけでデリカシーの無さを問われそうです。
景気が良い、景気が悪い、どん底景気と様々な場面で「景気」の単語が用いられます。
経済用語には、この「景気」と単語が存在しないとも云われます。
そもそも「景気」という単語の英訳が出来ないそうです。
日本語で要約すると「景気」とは、モノの売買取引など経済活動全般を示すとしてあります。
「景気」の単語は、大昔中世に詠んだ和歌の「余情意識」の表現に用いられたそうです。
読んで字の如く景色、雰囲気などの事であり、日本独特の言葉なのかも知れません。
景気とは、経済に関する心、気持ち、精神、意識など、と言えるのかも知れません。
この「余情意識」とは、いつまでも残っている意識とか、印象深いしみじみとした味わいのある意識だそうですが、まさにマインドそのものなのですね。
景気を上向きにできるのは、やはり政治力なのでしょう。
かつて民主党政権から自民党政権に変わる機運が見えた時点で株価は上がり始めました。
病は「気」からとも云いますが、不景気、景気もまさに「気」からなのでしょう。
経済活性化も社会に輝きを見せるビジョンを示すのも政治の役割なのです。
ここには、経済学者が述べる経済メカニズムなどは、一線を画した部分もありそう。
政府が政策を打ち立てると矢継ぎ早にネガティブな批評が飛び交います。
そのネガティブ学者の一端を借りて野党が政策追及する場合が少なくありません。
今般の新型コロナウイルス不景気は、見えない敵を相手であり手の打ちようがありません。
デスクの上の旗は、星条旗より日の丸旗の方を高くし、気持ちだけでも高くしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます