豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

北海道・エアコン暖房で真冬を超え…北斗市

2014-04-01 18:11:36 | ファース本部
エアコン暖房と聴いただけで「エアコン暖房は室内に温風が吹く」「室温にムラが出る」との観念があります。確かに住宅の断熱性能が伴わない場合は、頭のあたりに温風が擦り抜け、足元が冷たい不快な暖房となります。

しかしながら住宅の断熱性能を向上させることで、エアコンの温風が床材、壁材、天井材に熱が吸収され蓄熱されますが、その面から戻る熱が輻射熱となって、均一の暖かさ、涼しさを保つことできます。
床、壁、天井面が温まるとドラフト(風の流れ)は止まります。

春になってファースの家のユーザーさんから便りがありました。

【北海道の家がエアコン1台か2台で大丈夫なの?と誰でも思いますが、寒冷地用に開発されたエアコン暖房機で家中を暖かく過ごすことが出来ました。予定していた蓄熱暖房機の約半分くらいのエネルギーで全館冷暖房がまかなえる」と言うことでしたが、本当に値上がりの電気料料金が気になりませんでした。「冬暖かく、夏涼しい」を追求してきたファースの家の真価は、これから夏へ向けて一層発揮されることでしょう。】

この家は、Q値1.3w/k㎡の床面積130㎡で、天井裏と居室に4kwと2kwの2台の高機能エアコンを設置しました。最低気温が-20℃まで下がる地域です。
ファースの家は膨大な熱容量(蓄熱量)を持っているため、この地域の最低平均気温-5℃、室温設定23℃で計算しても、一時的に襲ってくる氷点下20℃でも充分に堪えられます。

この内外気温差28℃で計算しても4732wの容量で間に合う計算になりますが、4kwと2kwの6kw=6000wで間に合います。
この家の高機能エアコンAPF(成績係数)6.0をちょうど倍の12.0で稼働できるように工夫してセッティングしております。
つまり6000÷12=500wとなり、500w×1日24時間×30日÷1000(kw換算)=360kw。
一ヶ月の電力資料量が360kwで電気料金を23円で計算して月8280円となります。

この家の11月から2月までの電気料金の平均20,000円と言いますから、電灯、電化製品、給湯、IHヒーターと暖房費用を入れてほぼ計算が合います。
クオリティーの高い暖房空間が安価な光熱費用で実現できて、このようなユーザーさまからの喜びの便りは、百倍の力になります。今日も新しい技術創出にせいを出していました。

写真は弊社に取り付けた実験用の高機能エアコンの室外機です。
さて、年度明けの4月1日も粛々と時間が流れ、執務室から見える函館山の灯が輝き始めました。

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