豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

高気密高断熱性能の家は快適なのか…北斗市・本社

2024-10-10 16:31:46 | Weblog
高気密高断熱性能の家は快適なのか…北斗市・本社
来年2025年より、次世代省エネ基準が義務化となります。
現在は、「省エネ性能の説明責任の義務化」なのですが、殆どの工務店は実践していません。
ところが来年からは、基準を満たしていることを証明する「温熱性能計算書」を確認申請書への添付が必要になりそうな気配です。

熱計算書は、採用する断熱材の厚さを熱伝導率で割り、熱抵抗値(R値)を求め、その逆数が熱貫流率(U値)となります。
U値とは、気温差1度の時に放熱する熱量ですから、それに部位面積と気温差を加味すると逃げる熱量を計算できます。

更には、窓などの開口部や換気や隙間から逃げる隙間相当面積係数(Ⅽ値)を調べます。
この床面、壁面、天井面(屋根面の場合もある)、開口部、換気と隙間から逃げる熱量のことを「総熱損失量」と云い、それを延べ床面積で割った数値が熱損失係数(Q値)です。
Q値が解れば、それを外気温と家屋内温の温度差を掛ける事で光熱費も計算できます。

熱伝導率の優れた断熱材を用い、充填施工を丁寧に行うことで断熱効果を得られます。
優れた断熱材でも充填状況が悪ければ、断熱効果は半分以下に落ち込む場合もあります。
したがってQ値は、計算上の数値であり、施工後の断熱性能を担保するには施工法も重要。

言葉だけの「高気密高断熱」ではなく、中身の伴った家づくりをしなければなりません。
特に温熱性能は、外観や内観、キッチンセットや家具、建具のように目で見せることが出来ないため、後手後手になり易くなります。

温熱性能は、数値だけでなく実際に省エネで快適か否かを確かめなければなりません。
それには、実際に高気密高断熱で建築して住んでいる方に確認する事が最も賢明です。
画像は、ファース本部工務店部門フクチホームの作業場ですが、全国各地のFAS加盟工務店さんと同様に地域工務店に徹しながらの家づくりを行っています。

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