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政治家は任期が終了間際でも、次の選挙に出ることを前提に行動をとります。
次は辞めると表明した時点で一気に存在感をなくするからです。
その存在感を逸した政治家のことをレームダック(lame duck)と云います。
レームダックを直訳すると「足の悪いアヒル」と云う意味になります。
会社の管理職も定年間近の先輩に対し、先輩としての敬意を表しても気持ちの上では過去のヒトの存在となっています。
我国は、安倍総理4選を指示する声もある中で、おとなりの大統領は国内の経済環境の悪化を招き、既にレームダック化していそうな感じもいたします。
私達のような工務店経営者は、お引き渡しを行ったお施主様に対する責任が、一生涯にわたり背負う使命があります。
まして定年も転勤もないことからレームダックになりようもありません。
当方は、常に研究開発を行っていなければ、直ぐにライバルに追い抜かれてしまいそうな、緊迫感と緊張感を常に抱えております。
むしろ研究開発室にいる方こそ、カラダが休まるような気がいたします。
仕事が趣味だとすると、とても情けない気もしないでもありません。
しかし、研究こそが自分の趣味なのかも知れません。
楽隠居で孫や曾孫と日向ぼっこを行う年配者を見る事がありますが自分には、一生涯にわたり楽隠居する時代など来ないと思います。
研究開発や、お施主様や協力業者様とのお付き合いもあり、楽隠居をする暇はありません。創業経営者の宿命なのかも知れません。
レームダックにならない代わり、大空を飛び回る大鷲(写真)になりたい気分です。
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