出羽桜美術館 斎藤真一展 ←クリック
斎藤真一生誕100年。年明けから各地で行われた記念すべき斎藤の展覧会は、ここ出羽桜美術館(9月〜12月4日)が最後なのであろうか。来年は生誕地の岡山で開催されるようである。ここ出羽桜美術館は15年ほど前までは、「心の美術館・斎藤真一美術館」として通年作品が見られたのであるが、現在の建物に移ってからは、一年に三ヶ月ほど斎藤の作品が展示されるように変わってしまった。
3年ぶりの出羽桜美術館。最近この美術館のある天童市美術館で斎藤展が行われたばかりとあってか、私たちが訪れた8日(土)、11時頃には館内は私たち二人だけだった。それはそれでじっくりと観覧させていただいたが、2年前に比べ、作品数は少なく、目新しさがない作品群だった。ただ、斎藤の絶作に会えたのは幸いだった。
「ピエロの悲しみ」1979年作 80cm×160cm
入ってすぐの作品。ポスターに使用されていた絵である
「二本木の雪」1984年 30号ほどの大きさ
その並びにあった作品。この美術館は撮影OKで撮影画像がありますが、ガラスの反射などがあり、お見苦しいですがご容赦を。
二番目の部屋は吉原、浅草ブース
明治吉原細見記 1980年代
浅草全景図 1980年代
3番目の部屋は瞽女関係
1960年代〜1080年代
「お春瞽女の死」
斎藤の作品には類似したというより、大きさこそ違い、ほとんど同じ絵柄が多い。この作品も池田敏章コレクションにあったと記憶している。
続く
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