1976年、4月。星立集落のメーンストリートで竹馬を作る子供達。今回の来島でこの子供達全員、兄弟、姉妹の冝間さんという名前の、11人兄弟であることが分かった。
※ 今回の西表への私の来島の目的は、2016年に出した私の写真集「海神の首飾り」に登場する西表の子供達のその後を追跡調査することにあった。
これら女の子たちは冝間さん11人兄弟のうちの3人姉妹なのだそうだ。右が長女、次女、三女。
まるでタイムスリップしたような集落の道。現在も残る珊瑚の石垣のストリート。ここ星立集落と隣の集落の祖納集落が、昔ながらの風景が残っている。それでも埋め立てなどで、石垣の珊瑚を売った家もあるそうである。
竹馬を作る写真で、頬に湿布を貼った子が冝間正八さん。この学生帽を被った男の子である。正八さんは今年54才だというからこの時は7才だったということになる。11人兄弟、男8人のうち八番目が正八さんである。すっかり大人になり、星立集落の「節祭(シチ)」に参加した正八さんは、現在石垣市役所にお勤めで、どうやら調整役という部署にいて、市役所ではNO3,らしい。
この日のシチには冝間さん兄弟の長男の方 星立集落で食堂を経営する次男の泰昭さんに会うことができた。
冝間さんの兄弟はこのほか5人の兄弟がいるらしいから、子供の頃は騒々しかったことは、想像できるだろう。
現在のまとめているホームページはホームページビルダーが古くなり、私の手に追えなくなってきたので、他のブログサイトにて新たに田中一村のサイトを作りました。新たに田中一村に会った最初から、一村について訪ね歩いた日々を綴っていきたいと思います。筆は重いのでゆっくりのんびりと書いていくつもりです。「田中一村巡礼・デラシネの旅」←クリック
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます