今年は春先から体調が悪く,瞽女街道の取材が思いのほか進まなかった.そこへ来て,上越の我家の火事騒ぎで,ずいぶんと時間をとられてしまい,動きがとれない年であった.しかも私が関与している画家,田中一村についての依頼が相次いだ.そういえば一村に一緒に会った親友,江田真治の10回忌である.そんな因縁もあってか,否か,年末にかけての慌ただしい日々は,能力のない私には一苦労なのであった.そんなわたしでも,カメラを持つようになり,拘っている被写体は,雷と,虹なのである.
瞽女達は11月~12月,東頸城,から牧へと足を運ぶという.11月のはじめ,2日ほど時間ができたので,私の一番好きな牧峠をぬけ,飯山に下った.
![Dsc_2257_2 Dsc_2257_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/21/6f26aced9da0787985671f6e78e11eb2.jpg)
もうこんな見事なブナの紅葉はとっくに終わり,ふかふかの落ち葉に牧の集落は覆われ,今頃は冬期通行止めとなった牧峠のブナ達が,冬支度を始めたことだろう.
![Img_0001 Img_0001](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/12/b23bd02310055c4e8869460e06d28408.jpg)
夏は雷の来襲が日常茶飯事な栃木では,雷のことをらいさまと親しみを込めて呼ぶ.らいさまが雪を運んでくるんだよ,と新潟に5年ほど住んで,冬の重い雲がいやになり,栃木に帰った母親は,良く話したが,まさに不安な気圧配置は雷やそして注意深く空を眺めていると,虹に会うことができる.
![Dsc_2231 Dsc_2231](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/4b/fc4862f444dba49f6866c39ce106d1c6.jpg)
![Dsc_2236 Dsc_2236](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b1/6575b3b72fd81b1f21780209e73dc72a.jpg)
虹こそ見えなかっただろうが,雪を運ぶイカズチ音におののき,大粒の雨にうたれながら,山麓の道を瞽女達は今宵の宿に向かって足を早めたのだろう.
![Img_0005 Img_0005](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e1/3c64f1e856552cccc1e381b526370a4b.jpg)
目の前6,70mほどの距離に落ちたかみなり.この時の撮影は,体に電気が走った
瞽女達は11月~12月,東頸城,から牧へと足を運ぶという.11月のはじめ,2日ほど時間ができたので,私の一番好きな牧峠をぬけ,飯山に下った.
![Dsc_2257_2 Dsc_2257_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/21/6f26aced9da0787985671f6e78e11eb2.jpg)
もうこんな見事なブナの紅葉はとっくに終わり,ふかふかの落ち葉に牧の集落は覆われ,今頃は冬期通行止めとなった牧峠のブナ達が,冬支度を始めたことだろう.
![Img_0001 Img_0001](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/12/b23bd02310055c4e8869460e06d28408.jpg)
夏は雷の来襲が日常茶飯事な栃木では,雷のことをらいさまと親しみを込めて呼ぶ.らいさまが雪を運んでくるんだよ,と新潟に5年ほど住んで,冬の重い雲がいやになり,栃木に帰った母親は,良く話したが,まさに不安な気圧配置は雷やそして注意深く空を眺めていると,虹に会うことができる.
![Dsc_2231 Dsc_2231](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/4b/fc4862f444dba49f6866c39ce106d1c6.jpg)
![Dsc_2236 Dsc_2236](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b1/6575b3b72fd81b1f21780209e73dc72a.jpg)
虹こそ見えなかっただろうが,雪を運ぶイカズチ音におののき,大粒の雨にうたれながら,山麓の道を瞽女達は今宵の宿に向かって足を早めたのだろう.
![Img_0005 Img_0005](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e1/3c64f1e856552cccc1e381b526370a4b.jpg)
目の前6,70mほどの距離に落ちたかみなり.この時の撮影は,体に電気が走った
拙いブログですが、こうしてコメントを頂くのが日々、一番励みになります。お互い地味な活動ではありますが、残したいものから外され、風化していくような文化に陽があたるよう、少しでもこだわっていきたいものです。
辛口コメントもお待ちしておりますのでよろしくお願い致します。