笠間宿で
コロナ渦になり、それでなくとも焼物人気は衰退するばかり。私など焼物がずいぶん高くなったな〜と感じたのにもかかわらず、焼物人気、ブームに生産者や、作家はあぐらをかいていたような気がする。購買層も歳をとり、焼物の値段が高価に感じるようになったと思う。また、生活様式が変わり陶器よりより軽い磁器や、安価なプラスチックで十分事足りるようになった。しかも若い方がワビ、サビなどを理解する背景もなくなり、可愛いものや、綺麗っぽいもの、それでいて安価なものにしか手を出さなくなったようだ。
4年ぶりになるか、笠間の陶芸家 ランディ ・ウージー、松田一美さん夫婦の窯場を訪ねた。ちょっと家の構えが変わっているのが見受けられるので、あちこち手を入れたようだ。家ウージーさんの手造りで、丘陵裾に建てられている。ウージーさんの愛車・日産 エスカルゴが。古いから、壊れたのかな。
解体すると言う家材を譲り受けても手作りの建築だそうだ。
帽子好きのウージーさん。壁にかかる油絵は松田さんの20代の作品
家のまえは以前は田んぼで、蛍が飛ぶような風情があったが、貨物トラックのプールになっていた。
タップリとしたテーブル。コーヒーと松田さん手作りのアップルパイをいただいた
今回は時間がなくて、焼き物を見る暇はなかったが、あまり焼いていないようだった。
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