今年は久しぶりに私も一緒に妻の実家(滋賀県)に帰省。
往復の電車の中で、菊乃井の大将が和食の料理人必修とおっしゃっていた谷崎潤一郎の陰翳礼讃を拝読。そんなに長くないのだけれど、今の日本が失いかけている美意識について書かれて、まだまだ本質を理解するには至っていないけれど、なんとなく感じることは多々あり。
昨夜は尊敬する義父との会話。自分の信念を貫くと必ず敵や足をひっぱろうとする人が出てくる。でも、自分が謙虚なら必ず守ってくれる人や応援してくれる人があらわれる。
独立するまで、たぶんいろいろと心配をかけていただろうに一言も進路について聞かれたことは無かった。そして、独立をして2年目。ようやく自分のしたかったことが実際に形になり、伝えることが出来るのが私自身とても嬉しかった。ここ数年、じっと自分の形を追い求めて我慢していたことが少し報われた気がしました。
帰宅途中。お店に異常がないかチェック。今日の淀屋橋はシーンと静かな街。静寂のビジネス街を歩くの、結構好きだったりするんです。
帰宅後、ようやく体調も整ってきて、いろいろと料理書などを整理したり、資料に目を通したり。専門料理7月号を開いていると子供達からの誕生日メッセージが。。思わぬお年玉にジーーン。
あと一日ゆっくりしたら、5日の夜から今年の営業がスタートします!!