江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

御家人の散歩

2012年03月03日 08時00分29秒 | Weblog
 犬も歩けば棒に当たると。

神田神保町で 咸享酒店 という中華料理屋でお粥セットを食べた。結構おいしかった。1050円也。

中国析(サンズイ)江省紹興市にあるという紹興咸享酒店、これは魯迅の叔父が開業した造り酒屋で、魯迅がその作品の中で描かれていることから世界的に有名であるそう。

 魯迅が日本に亡命中、神田でこの店を思い出して作り、よく通ったった店がこの咸享酒店で、現在の建物は2代目とか。 
 こういう風に店の前に説明板がある。
昔のように柳の木が植えられており、店内も重厚な造りで伝統を感じる。 まあまあの店で一見の価値はあろう。

 神保町には中華料理屋が結構多くある。すずらん通りには日本最初の餃子店というのもあったね。

また神田の老舗の蕎麦屋が江戸神田蕎麦の会を作って、蕎麦の振興をやっている。
 「神田蕎麦絵図」をもらって、まず「江戸の風情を偲ばせる」という、池波正太郎が贔屓にした「神田まつや」に行き、もりそばに日本酒をやりましたよ。ものすごく混んでいる。まあね。

その後、三省堂8階で「シネマパラダイス」といって往年の映画のポスターやパンフやシナリオを集め
展示していた。映画興隆期・古き良き時代のノスタルジアかもね。でも一見の価値はあるね。


パソコンの写真機能が不調で、「パリの空の下 セーヌは流れる」のパンフの写真を載せたかったが、想像してくださいね。