狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

櫻井よしこ氏が絶賛!「うらそえ文芸」の痛快な記事!

2012-06-03 08:47:49 | 県知事選

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『うらそえ文藝』第17号が今沖縄の言論界で密かに旋風を巻き起こしている。

「密かに」と言う意味は、同誌が琉球新報、沖縄タイムスをを徹底的に批判した編集構成になっているため、決して沖縄紙が取り上げることはないと思われるからである。

つまり表面では平静を装っていながら、陰では密かにパニクっている。 そんな沖縄言論界の現状である。

ある新聞のOBが、まとめて10冊購入したとか、芥川賞作家の某氏が5冊購入したなどと沖縄言論界の重鎮たちが纏め買いしたと言う話も洩れ聞こえてくるのは、これまで安泰を誇ってきた沖縄言論界の焦りの表れなのか。

昨日那覇で行われた沖縄の古代史に関する講習会に参加したが、その会場でも主催者がまとめて購入した「うらそえ文藝」が積まれ見てる間に完売した。 

「うらそえ文藝」の衝撃は沖縄県内にも留まらない。

星編集長の話によると、同誌にいち早く目を通した櫻井よしこ氏から電話が入り、記事内容に対して賛辞をいただいたとのこと。 ちなみに星氏は櫻井よしこ氏に同誌を献本したわけではなく櫻井氏自ら購入したらしい。

そして櫻井氏が、週刊新潮に連載中の「日本ルネッサンス」で「うらそえ文藝」を記事として取り上げた。(6月7日号)

手元にある週刊新潮から同記事を一部抜粋し紹介する。

「沖縄の二大誌が報じない県民の声」という見出しで、琉球新報と沖縄タイムスが5月27日の社説で。双子のような同じ記事を指して「恐らくは共同通信の配信記事を見出しや段落の分け方などのみ各自が行って、中身はそのまま使っているのだろう」と喝破している。

これを「物書きとして恥を知れと言うしかない」と手厳しく批判している。

そして「そろいも揃って沖縄二大紙の知的怠は甚だしい」と切り捨てた後も攻撃の手を緩めることなく「二大紙の知的欠陥は記事内容の偏りにも顕著である」と一刀両断に切り捨てている。 櫻井氏にかかったら沖縄2大紙も知的障碍者並みの扱いで形なしである。

記事は「反戦平和が免罪符」というどこかで聞いたような見出しに続いて「うらそえ文藝」に次のような賛辞を送っている。

長年の沖縄取材で得たそのような沖縄観が、沖縄の小さな文芸誌「うらそえ文藝」(2012年5月号)で沖縄の人々の声として特集されている。 沖縄の人々の本当の気持ちは二大紙の社説や報道と重ならないと、同誌を読んで改めて実感した。 300頁余、年一回発行の同誌は「沖縄思想が対応する現実問題」と題した宮城能彦沖縄大学教授(社会学)と、詩人で同誌編集委員の星雅彦氏の対談をはじめ、「ゆすり犯す」を主題とする5編の時事評論を掲載している。評論集の総合タイトル「ゆすり・犯す」ががケビン・メア前沖縄総領事が学生たちへの講義で言ったとされる「沖縄はゆすりたかりの名人」と言う言葉と、田中聡前沖縄防衛局長がオフレコの場で語ったとされる「犯す前に言うか」との発言を指しているのは言うまでもない。
5本の評論の中には、沖縄人権協会理事長で、左翼運動の中心的な人物、福地曠昭氏の、メア・田中両氏に対する徹底的で感情的な非難の評論がある一方で、両氏への非難に事実関係から迫り、「ゆすり」や「犯す」と言う発言の存在自体を否定したのが評論家の津嘉山武史氏である。 どちらに説得力があるか。 事実を押さえて、事の経過を辿った津嘉山氏の評論の前では、福地氏の評論は色あせて見える。
津嘉山氏は、「沖縄を始めとする反基地運動やその他の左翼的運動を積極的に行っていた活動家で、土井たか子氏が代表を務める『憲法行脚の会』の事務局長」としての、猿田佐世という弁護士に言及し、メア氏は、「(猿田弁護士が)仕掛けた罠に、(略)見事に嵌められたという見方が今では一般的」と結論づけている。
反戦平和が免罪符となっている沖縄の言論界で、津嘉山氏の評論は言論人としての誇りと信念なしては展開できないものだ。 集団の力を恃んで碌に検証もせずに一方的な決め付け記事を書く二大紙の記者、論説委員がお手本にとすべきであろう。 同誌の迫力はここにとどまらない。 「沖縄的」なるものの「偏狭」さを歯に衣着せずに語り、沖縄の甘え分析した宮城・星両氏の巻頭対談こそ痛快である。」(「週刊新潮6月7日号より

残りのキモの部分は週刊新潮(6月7日号)をご購読下さい。

櫻井よしこ氏が絶賛する津嘉山」武史氏の論文はここで読めます。

2回に分けて掲載してあります。

虚に吠える記者、左翼の巣窟で

起訴率99%の大嘘!無知を晒した沖国大教授

 

            ★

『うらそえ文藝』 第17号 2012年 5月
 
■特別企画
 
沖縄思想が対応する現実問題   宮城能彦 VS 星雅彦
 
■時事評論 「ゆすり・犯す」
 
県民蔑視の「ゆすり」と「おかす」発言 ・・・・・・・・・・・・・・・・福地曠昭
 
「メア・ごまかし発言」と「田中氏・犯す発言」・・・・・・・・・・・・津嘉山武史
 
琉球新報のオフレコ報道は掟破りか・・・・・・・・・・・・・・・・・・水口義朗
 
沖縄新左翼の源流ー「琉大マル研」の生成と展開ー・・・・・・仲本太郎
 
ドキュメンタリー作家上原正稔の挑戦!・・・・・・・・・・・・・・・・江崎  孝
 
 

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産経新聞社・那覇支局長

宮本雅史氏

『報道されない沖縄  沈黙する「国防の島」』

刊行記念+サイン会のお知らせ

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■日 時      6月3日(日)午後3時~/ 参加費無料

■場 所      ジュンク堂書店・那覇店 1階
           エスカレーター横 特設会場

■講演テーマ   『沖縄の「今」と「声なき声」に迫る!』

■主催/問い合わせ先  ジュンク堂書店・那覇店 でんわー860-7175

※サイン会にご参加される方は、『報道されない沖縄  沈黙する「国防の島」』をご持参下さい。

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【書籍のご紹介】

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国家への問いを、真摯に描く!

2012年4月27日発売
定価:1470円(税込)
発行:角川出版
発売:角川グループパブリッシング

本雅史(みやもとまさふみ)氏、プロフィール
1953年、和歌山県生まれ。慶應義塾大学卒業後、産経新聞入社。 現在、産経新聞那覇市局長。主な著書に、『真実無罪』(角川学芸出版)、『「特攻」と遺族の戦後』『海の特攻「回天」』(ともに角川ソフィア文庫)、『検察の披露』『歪んだ正義』(角川文庫)、『電池が切れるまで』(角川つばさ文庫)など。

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