狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

二枚舌の怪物!稲嶺名護市長の正体

2012-06-06 08:08:51 | 県知事選

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今朝の沖縄タイムス政治面の見出し。

「辺野古」踏襲を懸念

名護市長、防衛相発言に

沖縄の革新勢力のエースと言われていた伊波洋一元宜野湾市長が、県知事選、宜野湾市長選と連敗し政治の表舞台から消えた。

以来、伊波氏に代わる「普天間移設」の顔として頻繁にメディアに同乗するのが稲嶺進名護市長。

稲嶺市長は1996年に、辺野古が、普天間基地の移設先に浮上して以来、初の移設反対派の市長である。それまでは現職の島袋吉和市長まで辺野古受け入れを容認する現実路線の市長が当選していた。

元々保守的といわれる名護市民が、三代続いて保守系市長を選択していながら、唐突に、僅差ながらも稲嶺市長選択した理由はなにか。

熱病にとりつかれたように「政権交代」を叫ぶマスコミの後押しで登場した民主党政権の初代首相・鳩山由紀夫氏。

殿の「ご乱心」が稲嶺市長の誕生を後押しした。

普天間移設における鳩山氏の「ご乱心」の後始末に苦慮する野田首相は、辺野古移設を視野に入れ、今回森本氏を防衛相に指名した。

だが、今辺野古移設の一番の障害になっているのは稲嶺名護市長の頑なな態度である。 

ところがこの障害を作ったのは名護市長選で稲嶺氏を応援した他ならぬ現政権であるというのは、いかにも皮肉である。

国防・安全保障問題では少なくとも鳩山氏よりは詳しいと自負する野田首相は、鳩山氏が作り上げた障害の対処ではらわたが煮えくり返る思いだと同情する。

もう1人、稲嶺名護市長の登場ではらわたの煮えくり返る人物がいる。

仲井真県知事である。

名護市長選では知事自ら名護に出向いた島袋氏を応援したが、政府与党の民主党を先頭に革新共闘で応援した稲嶺氏の前に僅差ながらも敗北を喫した。

その勢いをかって名護市議選でも「辺野古反対派」が過半数を占め、これを見た仲井真県知事がついに白旗を掲げた。

そう、「容認派」から「県外派」に転換した。

これを見て勝ち誇った沖縄2大紙はアンケート調査などのお得意の恫喝手段を用いて、保革を問わず県内政治家をことごとく「県外派」にねじ伏せることに成功した。


で、現在「基地撤去」の象徴になってしまった稲嶺氏。

では稲嶺氏は、伊波洋一氏のように、元々の極左思想の持ち主だったのか。

辺野古移設の一番の当事者である辺野古区の大城康雅区長によると、稲嶺氏は名護市教育長時代から旧知の仲で、一緒に辺野古埋め立ての事業計画を練り、辺野古の発展を計画した「基地容認派」だったという。

それが豹変したのは、市長選挙の直前である。

当初容認派の島袋氏と共産党候補そして稲嶺氏を含む三つ巴の立候補者が予定された。

革新側としては強力な現職の島袋氏に勝利するため票を1人に絞る必要性を感じ、予定されていた共産党候補の出馬辞退とバーター取引で「辺野古受け入れ反対」を主張するようになったという。

そしてバーター取引は成功した。

稲嶺は当選後の会見で、「私は辺野古の海に基地を造らせないとの公約を信念をもって貫いていきたい」と発言し、さらには初当選の初年度の挨拶で、「基地収入に頼らずとも名護市独自の工夫でやっていく」などと大見得を切って沖縄2紙の絶賛を受けた。

ところが、現実はそんな甘いものではない。

沖縄2紙は報道しないが、稲嶺市長は、名護市の米軍基地の一部返還を申し出た防衛省に対し、継続使用を申し出たのだ。

「基地収入が欲しいので返還しないで欲しい」と泣きついて返還を猶予してもらったのである。

年間1億3千万縁を上回る軍用地使用料収入が失われる上、返還後の土地使用の見通しも立たないと言うのがその理由というから、呆れて言葉を失ってしまう。

そもそも名護市に行ったことのある人なら自明のことだが、市庁舎は名護市街地にあり、辺野古移設で揺れる辺野古区は市街地から遠く離れ山一つ越した東海岸に面する。 名護市街地と辺野古ちくではまるで別世界である。名護市民でも辺野古に行ったことのない人は多い。

名護市街では米軍航空機の爆音が聞こえることはないし、遠く離れた山間部で行われる実弾演習の音も全く聞こえることは無い。

稲嶺市長は何かというと「名護市民の民意」を叫ぶが、これまで米軍基地と共生してきた大城区長によると、辺野古区民の7割以上が容認派の島袋氏に投票したという。

大城辺野古区長によると、稲嶺市長誕生以来、米軍再編交付金の凍結により、久志3区の道路整備、下水道整備などが頓挫し、「区の運動公園の整備などでも、交付金は基地とは関係のない西海岸に優先的に使われている」と稲嶺市長の辺野古区民に対する明確な嫌がらせを感じると言う。

稲嶺市長とは旧知の中だった大城区長は「今では人が代わったようにまったく話しが出来なくなった」とその豹変振りに驚きを隠そうとしない。


稲嶺市長という人物の正体は、一枚の舌では「米軍基地撤去」を訴えながらもう一枚の舌では「米軍基地の継続使用」を求める「二枚舌の怪物」である。

乞食根性丸出しではないか。

今度の県議会選挙の名護地区でも、この怪物を支えて共闘するという候補者がいる。

名護市民は乞食ではないはずだ。

絶滅危惧種の社民党や共産党などが支える「二枚舌の怪物」を支えると公言する候補者はこの2人である。


玉城義和(63)無所属

玉城健一(58)無所属


無所属として有権者の目を欺いてはいるが、拉致国家北朝鮮のキンジョンウンを崇拝するチュチェ思想に関係のある社民党は明らかな反日政党である。

社民党が応援する候補者を当選させてはならない。

 


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