快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 戸建て住宅の地震対策 その3

2015-11-01 20:54:12 | 地震 津波
 戸建て住宅でも賃貸にしても購入にしても、中古に住もうとする場合、どんなものにすれば良いか?
 一つの指標は「その建物がこれまでにどれだけ過酷なストレステストを受けて来たか?」に注目する事です。
 その建物が建ってから、その地域で既に震度5強、できれば震度6以上の地震が起きたにも拘わらず、損壊しなかった、或いは損壊は軽微だった、と言う物件は、その後にシロアリや腐食などの一定以上の劣化が進んでいなければ、結構耐震性はあるかも知れません。
 但し、「震度6とかでもその揺れ方次第で、以前の地震がたまたまその建物のキラーパルスやキラー波形ではなかった」 という場合は、今後に起きる地震波次第では何とも言えない事もあります。
 対策として、念のために安全を余分にとっておく事です。
 例えば、重たい瓦だったのに以前の強い地震に耐えた、と言うなら、その瓦を軽量屋根に変更するとか、耐震補強もするとかです。
 中古物件は見た目が悪かったりもありますが、「ストレステスト」をクリアーしたものもあり、やりくり次第でお宝の事も結構有りえます。
 傾きは、錘を垂らすとか水平器とかで大体わかる事が多いです。