快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 地震雲の話 その2

2015-11-22 11:41:19 | 地震 津波
 当ブログで先程記事にしましたとおりなので、「地震雲は地殻の広域でもストレスが一部でも発散を始めている」、と言う目安にもなる点で、「有意な差」の指標になる、とは思いますが、あくまで確率論の世界であり、100%或いは高い確率で指標になるか?と言うと、まだそこまでは無理かとは考えています。
 今日は曇り、あるいは曇り時々晴れの地域が多く、衛星画像で見ると広域で白く水蒸気や水滴が多く地震雲はあまり確認できないと思います。
 宇宙からの影響は、大気中の水蒸気が多い為、地表まで届きにくく、しかもCME自体も今は目立ったものはありません。
 月齢も悪くはなく、こうした状況でM4.0以上の地震が比較的多いのは、プレートの動きそのものが活発、或いは過去に貯め込まれたストレスが限界に近くなって発散されている、もしくはこの両者の合算などが考えらるのかも知れません。
 硫黄島、父島近海の小笠原海域での地震はまだ頻発中。
 世界に目を向ければUSGSではニュージーランドでもM4.7を掲載しています。

引用開始(一部抜粋)
http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/?source=sitenav
M4.7
276km S of L'Esperance Rock, New Zealand
2015-11-21 23:20:32 UTC35.0 km deep
引用終了

 ソロモン諸島から東に震源が広がり、この傾向が拡大、大規模化するかどうかである程度は目安になるかとは思います。
 ただこれが日本でのスローースリップや中小規模地震の多発で済む事もあれば、そうでない大地震の事もあり、どちらになるかはわかりません。
 全体として言える事は今年の4月~6月の頃と似てきている感じはしますが、桜島等の九州南部の火山噴火が今はないのが大きく違う点です。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 地震雲の話 

2015-11-22 10:09:58 | 地震 津波
 先日は地震雲が見られた話がネットで多くあり、私自身も一昨日までとは異なる傾向の雲であるのは、関東南部で確認できました。
 ただ先日にネットで話題になっていた地震雲は多くがうろこ状雲のようで、私は、現状ではこのうろこ状雲は地震雲としては見ていません。
 なので、私が見たのはごく狭い範囲なのかもしれないのと、月齢からはどちらかと言うと安全期なので、当ブログ記事にするのは止めておきました。
 私が実際に見たのは、

発生時刻 2015年5月25日 14時28分ごろ
震源地 埼玉県北部
緯度 北緯36.1度
経度 東経139.6度
深さ 50km
マグニチュード 5.6

の前にもネットで話題になってた、あの雲のパターンと似ている雲でした。
 実はこの時も当ブログで記事にしようかと思ってやはり止めたのです。
 その事は 「巨大地や大津波 その58 2015-05-26」 に書いてあります。(この記事のタイトルが巨大地となっているのは、誤植ですが、原則訂正はしない、しても記事にした直後数分とかに誤植や補正の必要に気がついた場合だけにしているので、暫く後になってからの訂正はしないで追記で対応するためです)
 この時はネットで多く言われていた雲は今回と違い、うろこ状では有りませんでした。
 今朝の地震 2015年11月22日 8時20分ごろ 茨城県沖 M4.7 最大震度4
は震源の深さが50kmで、5月25日の 埼玉県北部地震とほぼ同じ深さです。

 プレートの動きが活発なのは明らかな旨 当ブログで最近記事に書きましたが、いざ地震雲らしきものを確認して記事にしようとすると、どうしても寸止めとか、関連性に疑いがあるとかが頭をよぎって記事にはしなくなります。
 今回も震源の深さが50km以上で、「果たしてそんなに深い震源でラドンやプラズマ〈ラドンの放射壊変と大気などが地表に出て来るのか?」と言う疑問は消えません。
 筆者はこの疑問に対し、 「震源そのものから発生するラドン等に起因すると思われるプラズマとかだけではなく、周辺の地殻、周辺やその広域地表近くのストレスで、同様にラドン等に起因すると思われるプラズマを大気中に発生させている。それらは必ずしも目立った地震に結びつくとは限らない。地表から放出されただけでこれと言った地震もなく寸止めと思われる事があるのはその為。」 と考えています。
 無論、ラドンやプラズマが風の影響で流される事もあるのですが、「プレートの動き等により広域で地殻のストレスが貯まって大きくなり一部は地震を伴わないか、M1以下の微震動しながら破壊した時に同様にラドン等に起因すると思われるプラズマを大気中に発生させている」と言う事になると考えてます。  

 ところで私は竜巻状の地震雲は見た事はまだありません。見た事も無いので、否定も肯定もしません。
 地震の指標にしているのは別のものです。
 気が向けば記事にするかも知れませんが、まだわかりません。