快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 薩摩半島西方沖の地震 M7 その2

2015-11-16 22:40:34 | 地震 津波
 薩摩半島西方沖の地震はその後、何度か余震らしきものが起きてはいますが、これまでのところ更なる大規模化はしていないようです。
 今回の地震は横ずれ断層だったようで、これが津波が小さかった理由と見るのが一般的です。
 横ずれ断層であれば確かにそうなのでしょうが、「ではプレート境界型のように跳ね上がるような動きはないのか?」と言うと、ここではプレート境界から離れていて相対的には少ないと思われます。無論、可能性はゼロではないですが。
 「ならば津波の心配は殆どないのか?」となると、心配なのは「海底での崖崩れや地すべり」。
 横ずれ断層で海底での崖崩れ、地すべり発生の要因が大規模に生じれば、有る程度の津波は起きるかもしれません。
 そこでこのエリアの海底地形を画像検索して見てみるとわかるのですが、そうした大規模な崖や傾斜はあまり見当たらないようです。。
 ですが全く傾斜が無いというわけではないので、海底での崖崩れが生じる可能性は詳細を調べないとわからないか、と思われます。