快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 火山性活動 その5 オーストラリアプレートも要注意

2015-11-05 18:33:22 | 地震 津波
 リンジャニ山 噴火は2009年にも起きているようで、「リンジャニ山 噴火 2009」で検索すると出て来ます。
 最近は日本で大地震がなく、地殻のストレスが貯まりつつある状態なのか? それとプレートの動き自体が鈍ったのか? 一体どちらなのか、 と以前の記事で書きましたが、大地震についてだけ見ると、ネパールやアフガニスタンの方で活発だった分、南太平洋はそれ程は活発ではなかった感じにもとれます。
 オーストラリアプレートは北、或いは北北東に向いて動いているようですが、ユーラシアプレートとの境界でも西方での突っかえ棒が主力だったのが、4月のネパール大地震、続いて10月のアフガニスタンでの地震でこれが外れたかもしれず、そうすると東方に突っかえ棒の主力が移ってくるのでしょうか?
 オーストラリアプレートが押す力が、ユーラシアプレートから、太平洋プレートへ配分が従来より高くなって、パプアニューギニア、バヌアツ、ソロン諸島、トンガ諸島、果てはニュージーランドなどの南太平洋での大地震や火山噴火が増え来ると、いよいよ日本も要注意、という事は、従来の傾向からは明らかだと思われます。
 「オーストラリアプレートが太平洋プレートやフィリピン海プレートを北へ押す勢いが増すと、背中を押すされる形で太平洋プレートやフィリピン海プレートも方向や動きが変わり、日本でもその影響がある」、と筆者は見ています。
 リンジャニ山噴火が大規模化するのか、或いは火山噴火や大地震が東方の南太平洋への移動になって行くのか? 今後の動向に注目です。
 これは記事タイトル「アフガニスタンでの大地震と突っかえ棒の交代理論」とも関連です。
 
追記(2015.11.5 22:52)
 記事のタイトルを訂正しました。
「オーストラリ」は「オーストラリア」 に訂正です。

 それと 「オーストラリアプレートが太平洋プレートやフィリピン海プレートを北へ押す勢いが増すと、背中を押すされる形で太平洋プレートやフィリピン海プレートも方向や動きが変わり、日本でもその影響がある」 と言う部分は、太平洋プレートの進行方向に対して側面をオーストラリアプレートに押される事も含んでいます。