快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害 仕組みとアプローチ -  今年4月7日の新月がスーパームーンと見られなかったのは何故か?

2016-12-23 20:59:16 | 地震 津波
 12月15日やその他の記事でも書きましたが、今年は4月7日が年間最大の新月、そしてその前後である3月9日、5月7日もそれに準じた大きな新月でした。
 前にも引用しましたが、次のページでよくわかります。

引用開始(一部抜粋)

http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/11-topics02.html

引用終了

 これを見るとわかるのですが、4月7日の新月は11月14日のウルトラスーパームーンに匹敵する大きさだったように見えます。
 なのに何故この時の新月をメディアなどではスーパームーンとして話題にしなかったのでしょうか?
 「それは満月でなく新月だったから」と言う考えなのでしょうか?
 しかし次のサイトでは新月のスーパームーンも予定に入れています。

引用開始(一部抜粋)

http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0530.htm

1990~2050年のスーパームーンの日付

A),(B)は近地点通過と満月または新月の瞬間の差の区別で、(A)は±1時間以内、(B)はそれ以外です。また、○は満月を●は新月を示しています。日付は日本時によるものです

引用終了

 以前にも書きましたが、大きな新月と言うのは太陽と月が地球から見てどちらかと言うと同じに近い方向なので月の引力の影響が太陽の引力とベクトル合成で合わさる分、大きくなります。
 なのに4月7日、そして4月7日程ではないものの5月7日もかなり大きかったのですがこの時のをスーパームーンとはしていません。
 「最大の新月か満月の一方だけをスーパームーンとする」と言う暗黙の常識でもあるのでしょうか?
 地震発生に影響する引力トリガーの面から考えるとそれは的外れな考え方になるような気がします。
 それとも別に何かの理論でもあるのでしょうか?
 謎は深まるばかりです。4月14日と16日には熊本地震が有ったのに。
 そして上記引用例によれば2017年は6月9日がおそらく年間最小満月、その前後の新月は5月26日と6月24日で、これが「怪しいビッグな新月」、そしてどちらかが年間最大新月となるはずです。
 と言うわけで 「来年は地震と火山を総合すると5月、6月、7月のどこかで有る程度活発な期間になる可能性は高い」、と筆者は考えています。
 ただ無論、地殻やプレートに於けるストレスの貯まり具合や固着の限界との関係、或いは宇宙からの影響などのトリガーにもよりますので、実際にどうなるかと言うのは「神のみぞ知るの領域」である事は以前から書いている通りです。