快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  台風8号と今月13日の大きな新月 そして潮位リスク

2018-07-08 18:41:46 | 地震 津波
 先月16日を最後に、歴史ジャンルの記事を書いていませんが、これは書く気が無いのではなく、そろそろ書こうとすると大阪北部地震や大雨や千葉東方沖地震など次々と発生し、災害関連の記事を優先してしまうので歴史ジャンルの記事を書けていない、と言う状況です。
 今日は既に災害関連の記事を書いていますので、今度こそ歴史関連の記事にしようかと考えても見たのですが、台風8号(マリア)が沖縄方面などに接近する前に書いて起きたい事が有ったので今回も災害関連の記事にしました。
 ではそれが何に関する事かと言えば、台風8号(マリア)の接近と高潮に関してです。
 通常でも台風による高潮は想定されるのですが、今回は今月13日の大きな新月とその前後期間にタイミングが合います。
 大きな新月と言う事はそれだけ月の引力の影響も大きい、と言う事でもあり、海の干満差も当然大きいと言う事になります。
 特に満潮時の潮位が高い事が今回の台風8号と高潮潮位に影響すると考えています。 
 日本国内で殆ど同様なのですが、今回は沖縄方面に台風が来る予想が多いので、沖縄の潮汐について例を挙げます。

引用開始(一部抜粋)

https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=ZO&ys=2018&ms=07&ds=08&ye=2018&me=07&de=22&S_HILO=on&LV=DL#hilo

潮位表 沖縄(OKINAWA)
満潮・干潮 沖縄
2018年7月8日~2018年7月22日の潮位予測

            満潮                   
2018/07/10(火)   3:38 200 17:02 188 * * * * 10:27 44 22:34 103 * * * *
2018/07/11(水)   4:30 210 17:57 200 * * * * 11:19 26 23:29 100 * * * *
2018/07/12(木)   5:20 220 18:47 210 * * * * 12:08 11 * * * * * *

引用終了

 やや判りにくければ直接このサイトをご覧ください。
 満潮のタイミングに合うと、高潮と合わさった場合に潮位はかなり高くなります。
 それは年間いつも同じではないか?と言うとそうでは有りません。
 例えば干満差が小さい今年4月は16日の新月とその前後はと言うと、

引用開始(一部抜粋)

https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=ZO&ys=2018&ms=04&ds=09&ye=2018&me=04&de=23&S_HILO=on&LV=DL#hilo

潮位表 沖縄(OKINAWA)
2018/04/15(日)   6:22 191 18:38 193 * * * * 0:10 33 12:30 28 * * * *
2018/04/16(月) 朔(新月) 6:50 197 19:18 198 * * * * 0:43 33 13:04 15 * * * *
2018/04/17(火)   7:20 201 19:58 198 * * * * 1:17 37 13:39 6 * * * *

引用終了

 となっており、今月11日ならば大潮でないにもかかわらず4月16日の時の大潮の最大潮位よりも高いのです。
 これに猛烈な台風8号(マリア)による潮位上昇が上乗せされると、かなりの高さになる可能性はタイミングによっては考えられます。
 できれば干潮の時に台風による潮位上昇が重なれば相殺されてより災害にはなりににくくなってくれる可能性が有るとは思いますが、実際にタイミングがどうなるかと言うのは判りません。
 それと国内ではないのですが、中国、特に上海やその南部は大陸の沿岸なので、台風によって吹き寄せられた海水の逃げ場があまり無いように思えます。
 猛烈な台風8号(マリア)による潮位上昇と月齢による潮位のタイミング、そして陸域への降雨による河川の増水などが重なると、果たしてどうなるのか?
 これに対してどの程度潮位の高さの余裕を持って都市など陸上が構築されているのかと言うのは、自分には国外の事でもありあまりわかりません。
 国内外を問わず油断は禁物です。


仕組みとアプローチ -  台風8号と先月の台風6号

2018-07-08 12:09:43 | 地震 津波
 台風8号(マリア)ですが、現時点ではほぼ西北西方向に進む予想が多いようです。
 猛烈な台風で、最近来た台風6号を凌ぐものとなっています。
 その台風6号関連の被害関連ニュースです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/268539?yahoo=y&utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related

沖縄タイムス+プラス ニュース
瞬間風速62mの恐怖…窓ガラス粉々 「まさか車が動くとは」 台風6号の沖縄、滝のようなどしゃぶり
2018年6月17日 06:27
台風 台風6号
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アルミサッシも曲げる突風
 最大瞬間風速62・1メートルを観測した伊江島空港では、事務所の窓ガラスが割れて散乱し、窓枠のアルミサッシも内側に大きく曲がった。
 同空港は定期便の就航はなく、臨時便が時々使用する。駆け付けた村職員は「竜巻かは分からないが、すごい突風が吹いたに違いない」と驚く。割れた窓から事務所内に雨が入り書類がぬれたため、ビニールシートで窓を覆う応急措置を取った。
 伊江村では午前9時から約1時間、滝のようなどしゃぶりになった。
 村真謝の農道では、突風にあおられた軽トラック2台が20代と30代の女性2人を挟み、1人が足首を骨折する大けがを負った。搬送先の伊江村立診療所によると、2人は葉タバコ畑で作業し、車の間で休憩をしていた。「まさか(トラックが)動くとは思わなかった」と、表情はこわばっていたという。
 大雨による道路冠水で立ち往生する車も相次いだ。村東江前の農家、崎浜秀信さん(60)は軽トラックが水没し故障した。「こんな大雨は初めて。修理工場で車を見てもらっているよ」とあきれ半分に話した。
腰まで冠水・庭がプールに
 24時間雨量が400ミリを超えた伊是名村では、15日夜から16日午前中まで大雨が降り続いた。村伊是名の道路では、人の腰の辺りまで冠水した。住人の男性(70)は「目の前がかすむくらいの大雨。突風も吹いてすごかった」。村内の道路の所々に握りこぶしほどの石が散乱していたという。

引用終了

 道路に散乱していた石と言うのが濁流で流されて来たものなのか、風で飛ばされて来たものなのか、と言う点は重要なのかも知れません。
 沖縄に限らず日本全体で言える事ですが、この大きさの石が飛ぶようだと高い建物の外壁に衝突し、損傷させる、それが見た目でわかれば良いのですが、表面上はわからず内部で劣化が進み、数年経ってから一部が落下とかの状況になるケースも或いは想定できるかも知れません。
 その場合、果たして台風や竜巻などによる影響と証明できるのでしょうか?
 空家、空地が問題となっている今の日本では、津波や高潮、水害、土砂崩れなどの危険地域以外は例えば3階以下の建物に換えて行くとかの方向が望ましいのではないでしょうか。
 そうすれば土地の需給が現状よりは僅かでも引き締まり、多くの人が所有している不動産の内で少なくとも土地に関しては、資産価値の減少や崩落にいくらかでも歯止めをかける効果を期待できるかも知れません。