快気分析

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仕組みとアプローチ -  避難所の熱中症対策

2018-07-15 09:39:41 | 地震 津波
 西日本豪雨ですが、避難所で熱中症になり搬送された事例も発生しているようです。

引用開始(一部抜粋)

https://mainichi.jp/articles/20180710/ddm/041/040/166000c

西日本豪雨
避難所、熱中症で搬送

毎日新聞2018年7月10日 東京朝刊

 梅雨明けで岡山県倉敷市真備町地区でも夏空が戻り、30度を超える暑さとなった。避難所では熱中症などで体調を崩し、救急搬送される人も出ている。

 真備町地区の住民ら約1300人が避難した「きびじアリーナ」(同県総社市)では冷房がなく、避難者たちはうちわをあおいで暑さをしのいだ。総社市によると、少なくとも2人が熱中症の疑いで搬送された。住民の希望を聞き、別の避難所への移動も進めている。

引用終了

 当ブログでは去年7月30日の記事でサブタイトル「東京五輪の暑さ対策 そして災害用常備設備」、7月31日の記事でサブタイトル「東京五輪の暑さ対策 スポット冷房ユニット」に於いて、スポット冷房ユニットを災害対策も兼ねて備蓄するメリットについて書いています。
 特に本体を屋外に設置できるタイプならば、フレキシブルダクトなどで避難所に冷風や適切な恩湿度のエアーを送り込むのはそう困難な事では有りません。
 東京五輪もそうですが、こうした空調用のダクトを容易にいつでも繋ぎ込める連通孔を予め建物などに設けておくだけで、いつでも容易にスポット冷房ユニットを利用可能に出来る事が多くなると見られます。
 ダクトが外壁などとを貫通する部分に防火ダンパーや防炎ダンパーが必要となるケースについては、それも容易に必要な時だけ設置できるようにしたり、ダクト側にそのようなシステムを予めセットすれば良いと言う所でしょう。
 尚、スポット冷房ユニットの冷却源も電気だけでなく、エンジン式のもの、氷を利用したものなど各種選択できるはずです。
 東京オリンピック開始までそう遠くは有りません。
 スポット冷房ユニットの耐用年数から考えても既に五輪への暑さ対策と災害用移動容易型冷房設備を兼ねて、スポット冷房ユニットが多数常備されていても良い頃かとは考えています。
 尚、暖房についてはエアコンだけでなく、更に多々有るとは思われるので様々なタイプの選択が可能と思われます。