快気分析

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仕組みとアプローチ -  今月13日 部分日食の当日に発生したバヌアツの地震 そして8月11日の部分日食ではどうなるか

2018-07-16 22:23:44 | 地震 津波
 今月13日に発生したバヌアツの地震についてです。
 UTCで今月12日からこのバヌアツ地震までM5以上の地震は次の通りです。
 
https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&min_mag=5&min_intens=0&max_intens=8&view=1

2018-07-13 09:46:48.5 18.92 S 169.07 E 166 6.4 VANUATU
2018-07-13 03:13:33.0 21.66 S 174.30 W 10 5.2 TONGA
2018-07-13 00:42:27.5 19.40 N 155.28 W 0 5.3 ISLAND OF HAWAII, HAWAII
2018-07-12 19:46:47.5 38.38 N 73.63 E 124 5.1 TAJIKISTAN
2018-07-12 06:51:20.9 23.42 S 179.92 W 544 5.5 SOUTH OF FIJI ISLANDS
2018-07-12 03:09:24.4 23.57 N 143.90 E 10 5.0 VOLCANO ISLANDS, JAPAN REGION
2018-07-12 00:38:01.3 23.50 N 143.80 E 10 5.1 VOLCANO ISLANDS, JAPAN REGION

引用終了

 国内では硫黄島周辺でM5以上の地震が前日に発生しています。
 それで注目すべきは何か?と言うと、それは経度です。
 硫黄島周辺は東経143.8から143.9度位。
 一方のバヌアツの震源は169度位。
 経度差は大体25度位です。
 これが何を示すかと言うと、時間差で大体1.667時間。
 それで硫黄島周辺の経度が何と同じなのか?と言うと、それは今月13日の部分日食です。
 この部分日食は日本時間で12時01分だったそうです。
 明石市が日本標準時ですので硫黄島周辺とは多少経度は違うとしても、何が注目点かと言うと、それは日明石市あたりと、今月13日の部分日食が見えたオーストラリアと南極の間はほぼ経度が同じか近い、と言う事です。
 つまりこの部分日食は日本やオーストラリアの太陽の正中高度あたりのタイミングで月が一部を遮ったというものです。
 太陽、月、地球がほぼ一直線に近くなり、しかも月は大きな新月でした。
 月の引力による揺さぶりが通常より大きいだけでなく、それに加えて太陽の引力も上乗せされてほぼ同じ方向から影響したエリアはやや広めに考えればバヌアツのエリアも入るかと考えられなくも有りません。
 そしてバヌアツの地震はUTCで9時46分でしたから、日本時間で言えば18時46分となります。
 つまりこの部分日食やその前後時間の月と太陽の引力の揺さぶりがバヌアツに影響した可能性はゼロではない、と考えています。
 有る程度の固着群が地殻やプレート間に有って、最も強い固着がそれまでの弱い引力の揺さぶりではなかなか外れなかった、そこへ今月13日の部分日食と大きな新月のタイミングが合わさってその強い固着がはずれ、残ったより弱い固着が複数集まっている固着群がその後有る程度まとまって同時に外れてあのM6.4の地震となった、と言う見方も有って良いかと思っています。
 では次の日食はいつかと言うと来月11日です。
 部分日食が起きる時間は日本時間で18時46分で日本では太陽の正中時間とは合いません。見えるのは北半球で北極海など高緯度のエリアが多く、日本では見えません。
 ただ上記時刻は日本時間なので日本とは6~7時間の時差が有って日本より西にあたるエリアでは正午やその前後時刻が部分日食となります。太陽と大きな新月の引力が合わさったタイミングなのは今月13日のバヌアツ同様でそこで部分日食が見えるか見えないかはあまり関係無いと考えています。
 果たして8月11日の部分日食とその後では、該当する経度(日本より6~7時間、多めにとって5~8時間の時間差で日本より西側)のエリアで目立つ地震が有るでしょうか。
 固着の状況など多く有る地震トリガー次第なので再現するとは限りませんが多少は注目しています。