快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  M6.5以上の地震 世界的な空白期間発生

2018-07-24 19:17:20 | 地震 津波
 EMSCでM6.5以上の地震を調べると、次のようになります。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-05-04 22:32:55.9 19.46 N 155.06 W 5 6.9 ISLAND OF HAWAII, HAWAII
2018-04-02 13:40:34.0 20.65 S 63.05 W 550 6.8 CHUQUISACA, BOLIVIA
2018-03-29 21:25:38.1 5.49 S 151.46 E 51 7.0 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.

(中略)

2016-10-30 06:40:18.3 42.84 N 13.11 E 10 6.5 CENTRAL ITALY
2016-10-19 00:26:02.5 4.92 S 108.24 E 645 6.6 JAVA SEA
2016-10-17 06:14:57.9 5.92 S 148.60 E 40 6.8 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.
2016-09-24 21:28:40.9 19.82 S 178.25 W 587 6.7 FIJI REGION
2016-09-01 16:37:58.6 37.45 S 179.24 E 26 7.0 OFF E. COAST OF N. ISLAND, N.Z.
2016-08-31 03:11:36.3 3.69 S 152.78 E 513 6.7 NEW IRELAND REGION, P.N.G.
2016-08-29 04:29:59.6 0.05 S 17.82 W 20 7.1 NORTH OF ASCENSION ISLAND
2016-08-24 10:34:54.7 20.95 N 94.61 E 85 6.8 MYANMAR

(中略)

2016-07-29 21:18:30.2 18.58 N 145.51 E 267 7.7 PAGAN REG., N. MARIANA ISLANDS
2016-05-28 09:46:58.9 56.26 S 26.96 W 70 7.2 SOUTH SANDWICH ISLANDS REGION
2016-05-28 05:38:49.7 21.98 S 178.19 W 399 6.9 FIJI REGION
2016-05-27 04:08:41.9 20.77 S 178.68 W 545 6.5 FIJI REGION

引用終了

 M6.5の地震は平均すれば月に数回程度発生、少なくとも1回は発生しているのが通常です。
 ところが今年6月は発生が無く、しかも前回は5月4日ですから実質2ヶ月以上の空白期となっています。
 前回M6.5以上の地震が無かった月は引用データの通り2016年5月から7月の間であり、つまり約2年ぶりの空白期となります。
 2016年はその後、8月24日に発生したミャンマーの地震M6.8、9月1日に発生したニュージーランドエリアの地震M7.0、10月30日に発生したイタリアの地震M6.5など目立つ地震が有りました。
 当時と今年の地殻やプレート、或いは天体その他の条件は異なっているはずですが今後は果たしてどうなるでしょうか。

仕組みとアプローチ -  来月11日の部分日食を地震と関連させてどう見るか

2018-07-24 12:12:43 | 地震 津波
 来月11日の部分日食についてですが、更に調べた所、UTC日時で今年8月11日午前8:00頃、中心がカナダとグリーンランドあたりから始まり、9:20頃北極点とベーリング海峡の間あたりになり、11:30頃中国のやや南部内陸あたりで終わると言う事のようです。(アバウトですので時刻や位置は多少違うかも知れませんが悪しからず)
 今回の部分日食が北極やその周辺など高緯度地域で広く見られるのは夏で高緯度地域が白夜かそれに近いエリアが多いからだと思われます。
 日本も日没時刻次第で見える可能性が有るコースに入ってはいたのですが、日没の方が早く部分日食は見る事が出来ません。
 この日は年間最大新月に準じる大きな新月な上、北半球は夏ですから太陽の引力も影響度が大きく、太陽、大きな新月、地球が直列にやや近くなるので地球が同一方向近くに引っ張られる度合いが通常よりも高いものとなります。
 これにより地球の形自体も通常よりやや大きく歪むわけでそれがどのように地震に影響するか、と言うのは様々なパターンが想定できます。
 今月13日の部分日食ではこの日食が確認できないバヌアツで(EMSCデータで)M6.4の地震が日中に有った事は以前の記事で書きました。
 なので今回も部分日食が見えないエリアも影響を受ける可能性は有り、日本やその周辺エリアもこれに属すると思われます。
 今回は更に前回と違い、部分日食が見えるエリアが地球の自転軸に近い北極近くを通るわけで、東経、西経を問わず影響する、つまり時刻にはあまり関係なく影響が及び、もしかすると北半球だけでなく南半球までも影響する事も多少想定できるのかも知れません。
 地震への影響として、部分日食の当日すぐ発震すると言うケースだけでなく、この時の月と太陽とのほぼ同じ方向への引力が地殻やプレート境界部の大きな固着を外す事になり、その時は目立つ地震とはならなくても、残った固着群にストレスがかかってそこが後に一斉に外れて目立つ地震となる、と言うケースも考えられます。
 「M7以上の地震空白期が2年3ヶ月以上にもなるエリア」や「M8以上の地震に見られる震源連続性傾向則 次は北半球の東経エリアなのかどうか」についても既に記事にしました。
 突っかえ棒の交代理論から言えば、フィリピン、台湾、沖縄県方面、小笠原、伊豆方面、千島列島方面あたりが順番として該当して来るのですが、理論通りにはならず目立つ地震の震源域がジャンプする事も有るので正確な事はわかりません。
 通常は長潮あたりからをどちらかと言えば要注意期間としますが、今回は来月最初の通常なら長潮の2日前である8月2日あたりからをどちらかと言えば要注意期間とし、8月以降は年内、そして来年まで多くの面で通常より油断できない期間と見ています。