快気分析

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仕組みとアプローチ -  本能寺の変 信長の毛利攻めが意味する事

2018-10-19 20:21:25 | 明智光秀
 今月14日の記事で「そしてもう一つ、毛利氏に寝返るというのを実は秀吉も目論んでいた可能性が高かったとも思っています。」と書いたのですが、今回はそのあたりについてもう少し論理展開して行きたいと思います。
 秀吉が主君信長を裏切って毛利氏に寝返るとしたらどう言う場合か? それは毛利氏を制圧した後、明智光秀がまた秀吉の上に立って中国方面の副司令官として織田信忠を補佐するポストに就く場合ではないかと考えられます。
 秀吉にしたら面白くないので。
 では逆に明智光秀はどうでしょう。
 これもやはり秀吉の下に置かれる事になったら面白く有りません。
 そうすると本能寺の変が無かったとしても今度は毛利攻めの最中に毛利氏に寝返るか、或いは「信長襲撃の変」は発生したいたかも知れないと言う事になると見ています。
 いずれにしても秀吉か光秀のどちらかは信長、信忠を直接間接で討っていた可能性が有ったのではないでしょうか。
 信長の毛利攻めはこのような物騒なものだった事になります。
 では仮に秀吉が毛利氏に寝返った場合、兵力はどうなるでしょう。

 毛利氏        約4万
 秀吉         約2万
 宇喜多氏増援     約1万
 高山右近、中川清秀他 約1万

 で計約8万となります。
 織田、明智勢を圧倒しているのは明らかです。
 ただ秀吉は信長を裏切った謀反者のレッテルは貼られたくないので果たしてそれを実行したかどうか。
 もしかすると高山右近、中川清秀を使い、明智勢を装って信長を襲撃して
たかも知れません。
 そしてその後主君の仇を討つという大義名分で明智光秀らを討つ事により結果として信長、信忠、明智勢の抹殺に成功。
 主君裏切りの汚名は既に抹殺された明智光秀に被せてあり「死人に口無し」、秀吉が容疑者となる事は少なくとも当時においては有りません。
 本能寺の変がこの仕組みと同じだった可能性もゼロでは無い、とも考えられます。
  

仕組みとアプローチ -  ロイヤルティ諸島エリアでの地震は日本やその周辺での目立つ地震の傾向目安となるのか

2018-10-19 13:21:36 | 地震 津波
 今月15日の記事の後半の部分で、「明日あたりからはやや東日本でのM4以上の地震がここ数日よりは減少する事になるはずですが、果たしてどうなるでしょう。そして仮にこのようにならなければ原因はまた別に有ると言う事になるかも知れません。」 と書いたら16日以降に国内ではM4以上の有感地震が5件発生しました。

                        Mj 最大震度  
2018年10月18日 21時52分ごろ 宮城県沖 4.1 1
2018年10月18日 21時12分ごろ 空知地方南部 4.1 3
2018年10月18日 14時18分ごろ 千葉県東方沖 4.9 2
2018年10月16日 14時25分ごろ 宮城県沖 4.1 1
2018年10月16日 8時34分ごろ 宮城県沖 4.0 2

 多いですね。
 と言う事は月齢とウネリ以外で何か有ると、と言う事になるわけですが、前回記事にした通りでロイヤルティ諸島エリアでMw6.6の地震を始め余震も多く有り、なる程これかなと言う気もします。
 16日の8時34分の一件はロイヤルティ諸島エリアの前ですが、これは逆順現象とも解釈できなくも有りません。
 今後ですが、日本やその周辺では現時点で上記の通りM5に達したものが無いため、16日以降は月齢による要注意期間でない事もあり、ロイヤルティ諸島エリアの目立つ地震の影響とタイミングが合わなかったと言う仮説も有って良いかと思われます。
 この場合、ロイヤルティ諸島エリアの目立つ地震の影響、そしてバヌアツのM5以上の地震もセットで発生した事も考えると、その連動性が仮に再現するのならば次の満月である10月25日とその前後あたりに残存影響が出て来る可能性は少なく無い、と言う事になります。
 そして反対に大体今月末位までに目立つ地震が無ければ、ロイヤルティ諸島エリアの目立つ地震との関連性は今回再現性無し、と言う事になります。
 次回の満月は別に大きいものでは有りませんが、来年2月の年間最大満月に向けて次第に大きくなりつつある満月です。
 満月の大きさの増大度と言う「時間微分値」は小さくないので油断は禁物と考えています。