快気分析

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仕組みとアプローチ -  口永良部島で約3年ぶりにごく小規模な噴火発生

2018-10-22 09:00:14 | 地震 津波
 先日は口永良部島で約3年ぶりにごく小規模な噴火が発生しました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/509.html

火山活動の状況
 口永良部島では、21日18時31分頃、ごく小規模な噴火が発生し、有色の噴煙が100mまで上がりました。噴火の発生は、2015年6月19日以来です。
 新岳火口のごく浅い場所を震源とする火山性地震は、19日から多い状態で経過しています。
 20日に実施した東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり1000トン(前回10月19日、600トン)と多い状態で経過しています。

引用終了
 
 九州方面の火山活動については「西之島の傾向則」関連で過去に何度か記事
にしています。
 大手検索サイトで「快気分析 西之島の傾向則」とかで検索する大体出て来ますが、次の通りです。

2017-10-20
仕組みとアプローチ -  西之島の傾向則と2015年の口永良部島新岳噴火

2017-10-18
仕組みとアプローチ -  まだ定かではない「西之島の第2傾向則」

2017-10-17
仕組みとアプローチ -  西之島の傾向則  追加事項 その2

2017-10-16
仕組みとアプローチ -  西之島の傾向則の追加事項

2017-10-15
仕組みとアプローチ -  西之島の傾向則 そして新燃岳再噴火

 要するに西之島の火山性活動が沈静化気味になって行くと言う事は、フィリピン海プレートが動きやすくなっていて、太平洋プレートはどちらかと言えばフィリピン海プレートに潜り込みにくくなっている。
 このため太平洋プレートに押されたフィリピン海プレートが西側のユーラシアプレートを押して地震や火山性活動がどちらかと言えば活発になりやすい、と言う事です。
 では最近の口永良部島の状況はどうだったかと言うと、今年9月30日の解説資料では次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/18m09/326_18m09.pdf

西之島の活動状況

2018年7月12日に噴火が確認されましたが7月下旬以降は確認されていません。

引用終了

 となっています。
 やはりと言う所でしょうか。
 そして、「まだ定かではない『西之島の第2傾向則』」にある通りで伊豆箱根方面は今回どうなるでしょうか。
 今後の西之島と九州方面、伊豆箱根方面の地震や火山活動については注目です。