快気分析

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仕組みとアプローチ -  信長の織田氏と長曾我部氏の対立 それは双方に問題が有ったと思われる理由

2019-11-27 20:54:53 | 明智光秀
 信長は長曾我部氏を敵視して信孝を総指揮官、丹羽長秀をつけて長曾我部討伐を実行するまさにその直前に本能寺の変は起きたのですが、信長と長曾我部元親の対立については双方に非があったように見えます。
 「四国は長曾我部氏の切り取り次第」と約束しておきながらそれを反故にして「切り取った多くの所領を織田家によこせ」と言った信長は明らかに掌返しなのですが、一方で長曾我部氏が四国で所領を急激に拡大できたのも「織田家を後ろ盾にしていたからこそ敵勢力が無抵抗になった」という面も有ったわけで、ならば信長の言い分にも一理は有るわけでならば適当に妥協していれば良いものを、信長も長曾我部元親、双方共に天狗になっていたようで対立がエスカレートしたようです。
 今で言えば、例えば飛ぶ鳥を落とす勢いの大手フランチャイズ資本に、地方の有力小売企業が加盟し、その後ろ盾で急激にシェアを拡大したものの、やがて大手フランチャイズ資本が最初の約束と違い「取った分の約半分をよこせ」と言って来たためにトラブルになった、という所でしょうか。
 確かに約束上では長曾我部氏に非はないのかも知れませんが、一方で信長の織田ブランドが無ければ四国の敵対勢力をそう簡単に制圧することもできなかったわけで、このあたりは長曾我部元親がもう少しでも柔軟に妥協すべきだったのかと思えます。
 そして長曾我部信親がせめて織田家から正室を迎えていれば信長の疑心もあまり無かったのでしょうが、どうも長曾我部氏は織田家の支配が強化される事を嫌って元親、信親と土岐一族と二代に渡って正室を迎えたので、信長の敵意をエスカレートさせたのではないか、と考えています。
 仮にそうした状況だったならば「出世頭の明智光秀の足を引っ張ってやろう」と手ぐすねを引いている織田家重臣らや、或いは「織田勢の内紛を誘導して内部崩壊させてやろう」としていた敵方らから様々な「対立を煽る情報」が信長の耳に流し込まれていたのではないでしょうか。
 本能寺の変はそのような状況で発生したように思えます。

仕組みとアプローチ -  長曾我部信親の正室は何故か織田家からではなかった

2019-11-27 17:42:09 | 明智光秀
 信長が土岐一族に対して警戒モードをエスカレートしたのは、長曾我部元親の嫡男である長曾我部信親が何故か織田家からではななく、石谷氏という土岐一族から正室を二代に渡って迎えた・・・単純にそではないでしょうか。 
 信長が長曾我部信親の正室が織田系でなく、土岐一族である石谷氏系であった事を再度認識したとすれば当然ですが、信長は土岐一族に対して警戒モードを更にエスカレートし、分断工作を考え、それをそれを煽る織田方の諸将が多かったのが当然なのではないかと思えます。

仕組みとアプローチ -  先日発生した瀬戸内海中部を震源とする地震を考える

2019-11-27 08:32:45 | 地震 津波
 先日は瀬戸内海中部を震源とする有感地震が複数回発生しました。

Mj  最大震度
2019年11月26日 15時14分ごろ 瀬戸内海中部 3.1   1

2019年11月26日 15時09分ごろ 瀬戸内海中部 4.5   4

2019年11月26日 7時58分ごろ  瀬戸内海中部 3.8   3

 Mj4.5程度の地震は国内では別に珍しくもないのですが、このエリアでMj4.5、他の有感地震も含めて1日の内に3回というのはかなり稀な事なのではないかと思えます。
 この震源ですが着目している点が2つ有り、一つは今月22日に発生した日向灘を震源とする有感地震Mj5.2から「時計回り」の位置である事、そしてもう一つは2016年4月に発生した熊本地震と2018年6月に発生した大阪府北部地震の震源域のほぼ中間地点に近い位置と言う事です。
 上記の過去の地震で「突っかえ棒が外れてこの瀬戸内海中部エリアに力がかかった」と考えられなくも有りませんが真相はどうなのでしょう。
 そして今回の地震で「仮に突っかえ棒が外れのだとしたら今後どのエリアに力がかかるのか?」という点については多々考えられ、隣接域なのか、2つの震源域に挟まれたエリアなのか、或いはジャンプするようにやや離れた延長上のエリアなのか、それともこれ以外のエリアなのか、など定かな事はわかりません。