快気分析

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仕組みとアプローチ -  東京オリンピックの各リスク対策 移設容易なスポット冷房ユニットと組み合わせれば一石五鳥

2018-07-26 18:31:12 | 地震 津波
 以前の記事で書いたスポット冷房ユニットを東京オリンピックや小中学校で利用する事と、前回記事にした少なくとも一部の競技時間を深夜、早朝にする事を合わせると、更にメリットが出て来るのがわかりした。
 「小中学校に限らず、民間施設、公共施設の多くは深夜、早朝(7時くらいとか)は冷房をする必要が無い場合が殆どであるので、仮に小中学校などの夏休みが終わって更にまだ冷房が必要になった場合でも何とかなるケースが有る」と言うメリットに着目するとそれはわかります。
 つまり「容易に移設可能なスポット型冷房ユニットが東京オリンピックの競技箇所に近ければ、深夜(小中学校や施設によっては深夜でなくても夜間は利用しないものも多いので夜間の競技でもスポット型冷房ユニットの移設や利用は可能はケースも有る)、早朝だけ使うように移設させるだけで済む」と言う事です。
 極端に言えば、例えば「マラソンコースの沿道のビルや各施設で深夜を含む夜間、早朝に利用されないスペースの冷房に使うスポット冷房ユニットは僅かな手間で移設できる、或いは予めそうできるように設置する」と言うだけでかなり違って来るはずです。
 仮に1つの建物あたり平均10台だけとしても200棟で2000台。
 20m間隔で並べるとしてそれだけで4万メートル、つまり40kmとなります。
 これだとスポット冷房ユニット遠くの小中学校などからの移送はそれだけ少なくて済む事になります。
 電源は仮設電源、燃料電池、バッテリー、連熱源は氷、それらを積んだ移動電源車や氷運搬車など様々な手段が有るので特に心配はないかも知れません。
 沿道やその近くの施設の冷房をスポット冷房ユニットに換えて行くのは、東京オリンピックまでに果たして可能なのか、と言うのは判りませんが、今後は災害時の避難所などへの臨時利用などを兼ねてこうした移設容易型スポット冷房の比率を増やして行く事はかなり有効と考えています。


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