武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

作品紹介(メモより)16

2009-03-02 22:27:48 | Weblog

普通は絵の構想などをエスキースというが、ヒロク二画伯は決して下書きということをしない。その代わり、メモというものをたくさんしている。変なものや、いいなと感じるもの、なに考えてるのかさっぱり分からないもの、エロな写真に書き付けたもの、鉛筆のスケッチ、といろいろある。このヒロク二ブルーと、いたずら描きのセンス、現実の駅前のスケッチの組み合わせがいい感じと思いました。

このメモは、ヒロク二さんが食事が終わって取り出してきたものの中で、いたずら描きに近いメモだ。このおじさん、見たことあるような?あ、そうだ!「ウイリアム・S・バロウズじゃないのこのおじさん。ね、ヒロク二センセイ。」というと「そうだよ。」という返事。バロウズは、とっても疲れる作家だ。「裸のランチ」「ジャンキー」「麻薬書簡」等の本が家にはある。ぱらっとめくって読む、なんか疲れる。ちょっとまた見る、疲れる。この繰り返し。1950年代のビート・ゼネレーションの作家で多くの人に影響を与えてるらしいが、わたしには疲れるだけの作家。麻薬=悲劇とわたしの脳にはインプットされてるいる。きっと、それが絶えられないのね。
コメント
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