武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

田作りの巻 2

2009-03-23 22:40:51 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2009年3月17日(火)掲載のえ

マイシップ!しかし、田作りは何処?

俳優の原田大二郎さんは、白砂青松の瀬戸内海で育った。そして、小学校2年の時に、小学校の校長だったお父様は、「大ちゃん、船、買うちゃげようかね。」と言って、3メートルほどのスマートな和船を買ってくれたといいます。その船を毎日こぎ出しアジとキスの漁場へ。そして、家では、手作りのおふくろの味の「いりこの田作り」を食べて、とても骨が太くなったといいます。

原田大二郎さんが、テレビで見せる顔はとても明るい。明るさが他の人より飛びぬけている。実生活でもとても明るい人だろうなと思っている。そして、その明るさから勇気をもらう。ヒロク二さんから、「原田大二郎ってどんな人?」と聞かれ「とにかく明るい人。」と答えた。
原田大二郎さんは、深作欣二監督の「鎌田行進曲」で、風間杜夫扮する銀ちゃんコト銀四郎のライバル橘役で出ていた。このライバル役の橘は、いかにもライバルらしく、堂々としたライバルで印象に残っている。この映画もヒロク二さんと一緒に見た。ヒロク二さんは、落ち目の女優、小夏さん(松阪慶子)と銀ちゃんが別れ話をするところと、小夏がヤス(平田満)に情が移っていくシーンでボロボロ泣く。わたしはその横で、涙を一滴も流さずいるのだけど。映画、幸福の黄色いハンカチでは、高倉健が女のもとへ帰るシーンやゴットファーザーで、主人公が愛人を殺されるところや、とにかく男と女が引き裂かれたり、反対に帰って行くところで泣く。どうゆう精神構造の持ち主なのか?やはり、藤原業平?平安時代の古典文学の男性はよく泣くのだよ。

いりこの田作り?大失敗。いりこはバリバリになりフライパンから離れなかった。田作りの作り方誰かに、特訓してもらいたい。トホホです。絵の出来に責任を感じています。3匹しか描かれてないから。