『華麗なるヒコーキ野郎』(75)(1979.4.23.月曜ロードショー)
ウォルド・ペッパー(ロバート・レッドフォード)もその1人。やがてハリウッドでスタントマンとなったペッパーは、かつてドイツ空軍の撃墜王とうたわれた憧れのケスラー(ボー・ブランディン)と出会う。
初見の際のメモに「レッドフォードが好演。ラストのケスラーとの“一騎打ち”は男たちの夢の跡という感じがして感動した」と書いてあった。あの時の荻昌弘さんの解説をもう一度聴きたいと思う、今日この頃。
ちなみに、大西洋単独無着陸飛行に初めて成功したチャールズ・リンドバーグはバーンストーマー出身。つまり、この映画はリンドバーグのようにはなれなかった男たちの悲哀を代表して描いているのだ。