こんにちは
昨日のブログでは魔女の九九
を
紹介しました。
魔女
を出したら神々
も出さなきゃバランスが
とれないものですからご紹介しますね。
どちらも仕事に深く関係してくると思います。
ではいきますね。
◆神々が見ているーフェイディアスの話から
経営学のドラッカーの名著
「プロフェッショナルの条件」(上田惇生訳:ダイヤモンド社)
に紹介されている話で、私が好きな箇所です。
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古代ギリシャの彫刻家フェイディアスは
アテネのパンテオンの彫刻を完成させました。
彫刻完成の請求書をみたアテネの会計官
がおどろいたことは
誰にも見えない彫像の背中部分の彫刻まで
細かく支払請求をしてきたのです。
支払いを拒否する会計官はフェイディアスに対し
「誰も見ていない部分の彫刻請求書は認められない!」
フェイディアスは
「誰も見ていないのではない!」
「その部分は神々が見ているじゃないか!」
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ドラッカーはこの話を紹介したあと次のように述懐しています。
(以下「プロフェッショナルの条件」よりそのまま引用)
今日にいたるも、私は到底そのような域には達していない。
むしろ、神々に気づかれたくないことをたくさんしてきた。
しかし私は、神々しか見ていなくとも
完全を求めていかなければならないということを
そのとき以来、肝に銘じている。
◆プロフェッショナル意識と神々の視点
ドラッカーの述懐は、多分こういうだろうと思います。
誰もみていない部分にまで
心をこめて仕事をすることで
人間の視点よりもむしろ
神々からの視点によって
完全性を追求する姿勢こそ
プロフェッショナルの精神なのだ
経営学の分野に神々の存在を登場させた事は
ドラッカーのもう一つのメッセージが
その裏に隠されているように私は思うのです。
仕事とは神々が見ているものであるならば
仕事には神々が良しとする
「真・善・美」が含まれていなければならない。
そこですべての仕事は
善悪の基準
道徳の基準
倫理の基準
が含まれていないと「本物」ではない
ということになると思うのです。
◆夢や希望、願望は「神々の基準」に沿っているかどうか!
自己啓発や営業能力開発、成功法の本がたくさん出版されていて
ベストセラーになっているものもあります。
いろんな種類の本があるのですが
そのなかで私のお勧めする選別基準は
その本に書かれている
キャリアや人生の夢や希望、
願望の達成という成功の定義が
「人間から見て」都合が良いだけではなくて
むしろ
「神々から見て」どのように見えるのだろうか
という観点です。
※
「人間から見る」第一の視点と
「魔女から見る」第二の視点(3月4日ブログ参照ください)
そこにもう一つ
「神々から見る」第三の視点があれば
カメラの三脚のように安定した足場が組めます。
そこからはじめてステキな人生設計を描写できるもの
と私は考えていたりします。
いかがなものでしょう
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それではまた
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昨日のブログでは魔女の九九
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紹介しました。
魔女
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とれないものですからご紹介しますね。
どちらも仕事に深く関係してくると思います。
ではいきますね。
◆神々が見ているーフェイディアスの話から
経営学のドラッカーの名著
「プロフェッショナルの条件」(上田惇生訳:ダイヤモンド社)
に紹介されている話で、私が好きな箇所です。
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古代ギリシャの彫刻家フェイディアスは
アテネのパンテオンの彫刻を完成させました。
彫刻完成の請求書をみたアテネの会計官
がおどろいたことは
誰にも見えない彫像の背中部分の彫刻まで
細かく支払請求をしてきたのです。
支払いを拒否する会計官はフェイディアスに対し
「誰も見ていない部分の彫刻請求書は認められない!」
フェイディアスは
「誰も見ていないのではない!」
「その部分は神々が見ているじゃないか!」
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ドラッカーはこの話を紹介したあと次のように述懐しています。
(以下「プロフェッショナルの条件」よりそのまま引用)
今日にいたるも、私は到底そのような域には達していない。
むしろ、神々に気づかれたくないことをたくさんしてきた。
しかし私は、神々しか見ていなくとも
完全を求めていかなければならないということを
そのとき以来、肝に銘じている。
◆プロフェッショナル意識と神々の視点
ドラッカーの述懐は、多分こういうだろうと思います。
誰もみていない部分にまで
心をこめて仕事をすることで
人間の視点よりもむしろ
神々からの視点によって
完全性を追求する姿勢こそ
プロフェッショナルの精神なのだ
経営学の分野に神々の存在を登場させた事は
ドラッカーのもう一つのメッセージが
その裏に隠されているように私は思うのです。
仕事とは神々が見ているものであるならば
仕事には神々が良しとする
「真・善・美」が含まれていなければならない。
そこですべての仕事は
善悪の基準
道徳の基準
倫理の基準
が含まれていないと「本物」ではない
ということになると思うのです。
◆夢や希望、願望は「神々の基準」に沿っているかどうか!
自己啓発や営業能力開発、成功法の本がたくさん出版されていて
ベストセラーになっているものもあります。
いろんな種類の本があるのですが
そのなかで私のお勧めする選別基準は
その本に書かれている
キャリアや人生の夢や希望、
願望の達成という成功の定義が
「人間から見て」都合が良いだけではなくて
むしろ
「神々から見て」どのように見えるのだろうか
という観点です。
※
「人間から見る」第一の視点と
「魔女から見る」第二の視点(3月4日ブログ参照ください)
そこにもう一つ
「神々から見る」第三の視点があれば
カメラの三脚のように安定した足場が組めます。
そこからはじめてステキな人生設計を描写できるもの
と私は考えていたりします。
いかがなものでしょう
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それではまた
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