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就職データは誤差もあることを認識しよう◆就職部の苦労から

2010-03-24 11:32:01 | 日記
こんにちは。

相変わらずマスコミが
「大学生の就職が厳しい
ということを

これでもかーというくらいに
報道していますので
少し注意しなきゃと思ってます。

不安心理もほどほどにしないと健全な前向きキャリア
形成にはつながりませんからね


就職に関するデータはどこまで真実か?
ということを
今日のテーマにしました。


◆大学就職部の苦労


卒業式が相次ぐこの時期、大学の就職部は卒業生に
「どこに就職が決まったか?(どんな状況なのか?)」
という進路調査を必死で集めています。


必死で・・というのは理由があって

就職先や内定先の調査はあくまで
学生からの自主的な申告
が前提になっていますのです。


さーどうでしょう?


卒業生の皆さんや過去に就職した皆さんは
きちんと大学の就職部に就職先の報告をした
記憶がありますかー


これが本当に回答率が悪いはずなんです

提出物を期限までに提出するという
あたりまえの基本的な習慣が身についていない
こともあるようです。

就職率や内定率という数字は
私の意見では
「あまり正確なものではないよね」
ということにしています。


◆統計調査は事実そのものではないことも


大学は必ず年1回、文部科学省
「学校基本調査」という書類を提出します。
学生数や教職員数はすぐに出せます。

一番悩みの種は卒業生が多い大学ほど
「就職実績」の数値が
2割~3割は推定になるのです。


あくまで私の経験からの見方です。
少人数の大学では正確なデータが取れます。


就職実績は確かに悪いのでしょう
それでも
数字で出されるとなんだか必要以上に
絶対的な事実のように思えてしまうものです


しかし統計調査の数字というのは
必ずしも事実そのものではない部分があります。
調査段階での作業から考えてかならず誤差はあります。


調査アンケートなどの数字はほどほどに見て
いたずらに誇大に受け止めないほうが
精神衛生的にはいいかと思っています


◆就職データの素朴な疑問から


だれか調べてみてくださいね


男子学生と女子学生では
女子学生のほうが提出期限など
きちんと報告する傾向があります。

そうなると一般的には
女子学生のほうが男子学生よりも
結果として内定実績が多かったりすることも
数値上はあるんじゃないかな?

??



文部科学省や厚生労働省も
こんな単純なことを理解していないで
大学からくる就職内定実績データを鵜呑みにして
そのまま発表しているような気もするのです・・



世の中の統計の一つの見かた
捉え方ということで

それではまた