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人には役目あり◆ライトハウス社長、皆川一さんとの対話から

2010-03-29 11:17:50 | 日記
こんにちは。
先週の金曜日、ラジオ日本「ハッピーデイズ」(1422KHZ:毎週土曜日7:00~7:35)のメインパーソナリティ若尾裕之さんからのご紹介で、株式会社ライトハウス社長の皆川一(みながわはじめ)さんとお会いしました。


どんな人でしょう。
皆川さんは1957生まれ。キーワードは
・自殺未遂
・自己破産
・借金
・会社倒産
を乗り越えて「七転び一起き」で「何か」をつかんだ人です。


「何か」とは「何か?」

という部分でインスパイアして書いてみますね。


◆他人への限りない興味関心の度量


皆川さんの多忙なスケジュールの中、夜の8時から1時間ほど会社で時間を頂けることになりました。

経営者というのは何の目的もなく(無意味に)人と会うことはありません。そういう部分で見てみると、皆川さんは「他人への限りない興味関心が豊富」な度量があるなあと思いました。

会話の中で感じた部分をまとめてみます。


◆七転び一起きの人生から



「七転び一起き」
皆川一著 2009年 角川学芸出版

皆川さんの人生でキーワードに示した体験が書いてあります。

文章のリアリティと個性について、皆川さん本人との会話で納得した部分があるので「経営者の自伝によく見られる作為的なストーリー」ではないのだな、ということが理解できました。


◆経営者だけに課せられる孤独な戦い


せっかく壮絶な人生体験をしてきたはずなのに
その経験値を有効活用できない経営者も過去には事例があります。

例えば人材業界でかって有名だったG社やF社の経営者の自伝を今読み返すと
「人を信じることや社会のルールを守ることの大切さを身をもって体験」
しているはずでした。

両社が躓いたきっかけは法令違反や裏切りでした。


経営者というのは宿命的に波乱万丈の人生経験にさらされます。

「俺はものすごい試練を与えられて乗り越えたんだ」

というのは
・経営者ではない人
・これから経営者を歩もうとする人
に確かに福音になります。

しかし同じ体験を乗り越えた経営者同士には、またさらに弛みない研鑽を積まないといけなくなる孤独な戦いがあるようです。


◆これから人生を歩む福音としての「七転び一起き」


最初にかえりましょう。

「七転び一起き」で皆川さんが掴んだ「何か」

「何か」とは「何か?」


自分の体験を伝えることによってできるだけ間違いのない人生を
同じ失敗を繰り返させないという使命感に裏打ちされた

メッセンジャーの役割
ではないかと思いました。


あとから続く20代、30代への人生啓蒙という部分では
皆川さんを先達とし、私も同じ役割にたつものです。


◆段階に応じた人生の峻別(しゅんべつ)競争にむけたチャレンジ


皆川さんのこれまでの人生経験は
キャリアと人生の問題解決のヒントを我々に提供しております。

同時に皆川さん自身には今後、まだまだ厳しい
「経営者同士の人生経験の峻別(しゅんべつ)競争」
を孤独に戦うようです。


人生経験や学びには、成長段階別の目標クリアがあるようです。
20代~30代には皆川さんクラスの人生の知恵の獲得が目標となり

皆川さんクラスになるとさらに60代~70代経営者からの
悟りの獲得が目標になってきます



成長段階は違いますが、私も皆川一さんもまた皆川さんを紹介いただいた若尾裕之さんも
それぞれの領域で

キャリアと人生の問題解決のヒントを提供する仕事を
しているものなのかなと思っています。


それでは新年度に向けて
よいスタートを