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2001年の先輩たちも変わらないよね◆「大予測10年後の大学」から◆

2011-06-16 22:17:33 | 日記
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大学問題に関する古い本です。


10年前に出版された本の予測がどこまで当たっているか?
そして今から10年後を予測したものはどこまで当たるか?


未来予測は会社選び、仕事選びにも大切だと思うよ。



◆大予測10年後の大学(2001年)

※※※

パソコン坊や・パソコン娘はいらなくなる

大学生にとってパソコンは、すでに何か行動する際の道具になっており、今後、高校生以下でのコンピューター教育が進むにつれ、ますます「パソコンを使う」ことは当然のことになる。


その結果、「パソコンを使える」ことの評価は下がり、今以上に、パソコンを使って何ができるのか、どうパソコンを使えるのかで、価値の差がつくことになる。


単にパソコンが使えるだけの学生に企業は魅力を感じなくなる。

※※※

大学未来問題研究会「大予測10年後の大学」
東洋経済新報社2001年7月出版から


「パソコン」という表現が古い感じを受けるので
2011年の感覚で表現を直してみよう。


※※※

「10年後の変わらぬ現実」
TwitterやFacebookを使って何ができるのか、どう情報発信するのかで
価値の差がつくことになる。

※※※


◆一枚のエントリーシート記入に14時間(2001年)


※※※

就職活動をした学生が一番困っているのが自己分析と志望動機の作成で、9割の学生が困ったと回答している。じつに、最初の1枚を書くのに平均14時間もかかっている。


慣れてからでも4時間程度かけている。1人10社程度提出しているので、エントリーシートを書くだけで1週間近くをかけていることになる。


入試競争の緩和で、進学目的の希薄な学生や、学生生活に対する意欲の希薄な学生が増加している。そうした学生が、低い意識のまま学生生活を送りつづけると、ますます就職は厳しくなる。

※※※
(前掲書から)


2011年の今はWeb応募が主体で企業提出数が増えてます。

エントリーシート記入も就職指導が徹底されていることから
14時間もかかることは少なくなりました。


ただし
「学生生活に対する意欲の希薄な学生が低い意識のまま学生生活を送りつづけると、ますます就職は厳しくなる」という部分は10年前から変わっていないようにも思えます。

(目的意識を持った学生生活の重要性ということ)



◆環境は10年で激変したが、学生に求められる資質に変化はない。


2001年からの10年間で
社会構造や政治経済は大きく変わりました。
就職をとりまく状況も様変わりです。


ところが学生に求められる基本的な資質は
10年経っても
それほど変わらない部分があるように思います。



これを就活生の立場で考えて
10年後の予測に役立ててみよう。


★★変わらぬポイントを掴め★★


未来予測にはいろいろな情報収集が欠かせません。
環境変化を察知できるよう、常に新聞を読んだり
ニュースに注意しておこう。


またもう一つ。

キャリアと人生の問題解決のヒントには
変わらない原理・原則もあるということも
頭の中に覚えておこう。



10年前から変わらぬ就活生の基本は

・自分から何を情報発信できるか?
・目的意識を持って前に進んでいるか?


だと思うよ。




内定ピークの6月中盤、あと少し。
就活生を応援だ★★
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コメント (1)
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